モバイル ユーザビリティ上の問題が検出されました

Webmaster Tools を使っている人のところには、「モバイル ユーザビリティ上の問題が検出されました」というメールが3月頃に届いているかもしれません。

「このメール、なんだ?」

と思われたかもしれませんが、運営しているサイトが、Googleが推奨するスマホ向けの仕様になっていない、という連絡です。

スマホ向けの仕様になっていないとどうなるのか?4月21日頃から、GoogleではPC向けとスマホ向けとの検索結果の表示順位を異なったものにしており、スマホ向けには「モバイルユーザビリティ」のテストに合格したもの、つまり、Googleがスマホ向けに対応ができていると判断するサイトをより高く評価する、という仕組みに移行しました。

だからと言って、スマホ対応にしていない優良サイトがスマホ向けの検索から一挙に締め出されるわけではなく、サイトの判定を行う基準の一つとして、スマホ対応がなされているかどうかが加味される、ということのようです。その割合は?もちろん外部者にはわかりません。

Google Analyticsで各サイトの訪問者を調べてみると、サイトの内容によってスマホの利用者が8割のところもあれば、いまだにPC利用者が8割のところもあります。スマホ対応の必要性はまちまちですが、ブログなど「読み物」的なサイトであれば、文句なしにスマホ対応にしておいた方が良いと言えそうです。

石の上にも3年

前の投稿で、SEOにはもうあまり意味がない、と書きました。作ってすぐのページやサイトを検索結果上位にあげることは非常に困難です。しかし、面白い現象も起きています。

例えば「街道歩きの旅」。このサイト、いったい何年更新を続け、ページを増やし続けているのか記憶にないのですが、少なくとも5年以上は続けているはず。石の上にも3年どころではないですね。

当初は鳴かず飛ばずだった街道歩きの旅のサイトですが、じわじわと順位を上げ、現在では「街道歩きの旅」で検索すると、Wikiペディアの次に表示されます。

つまり、ある程度しっかりした内容のコンテンツを持つサイトを、継続して作り続けていけば、それなりに検索結果に反映されると考えてよい、ということです。まさに「時は金なり。」

他にも、もう少しアフィリエイトのみを狙ったサイト、つまりは企業から提供してもらったコンテンツ以外にはあまり見るものがないサイトであっても、ある程度のトラフィックを稼ぐようになってきたところもあります。

すべてのサイトが同じように順位を上げるわけではないので、その基準やメカニズムははっきりしませんが、「継続は力」ということだけは言えるようです。

手詰まりのSEO

WEBを使って利益をあげるためには、広告モデルであれ販売モデルであれ、なるべく多くの人にサイトを訪問していただく必要があります。工夫として行うのが検索エンジン対策、つまりSEOです。

しかし、巷に同じようなコンテンツのサイトがあふれ、大手のサイトが肥大化を続ける現在、検索エンジンの上位表示を狙う一般的なSEOでは、もうあまり効果が出ないようになって来ていると思います。

当社が運営しているサイトも、上位に表示されるのはかなり以前作ったサイトばかり。無論、以前作ったサイトのすべてが上位表示されているわけではありませんが、新しいサイトはいくらキーワードなどを工夫してもさほど上位には上がって来ません。

よほどのニッチを狙わない限り、そこには同じようなキーワードで作られたサイトが既にある、というのが現在の状況でしょう。既に、検索エンジンの評価で一歩先を行っているサイトをどうやって抜くことができるか?そちらのサイトでもSEOを考えたサイト作りをしているでしょうから、新たなサイトを使っての上位進出はかなり困難と言わざるをえません。

つまり、SEOが死語になりつつある。まあそれが言い過ぎだとしても、単なるページデザインの一部になってしまって来ていることは間違いがないと思います。

読まれるサイトとスキップされるサイト

当社では50余りのサイトを運営しています。正確な数は、サブドメインやブログをどう数えるかにもよりますからわかりませんが、Google Analytics に登録されているのがおおむねこれ位、ということです。

さて、Google Analytics を使って各サイトの統計値を見てみると千差万別。コンテンツがかなり違いますから当たり前なのですが、それでも傾向として二つに分かれます。

それは訪問者の滞在時間が長く、直帰率が低いサイトと、その逆で滞在時間が短く、直帰率が高いサイトです。

それはつまり、読者の期待している情報・コンテンツがそこにあるかないか、の違いですね。

文章の量が多い、コンテンツが多いサイトであっても、滞在時間が短く、直帰率が高いサイトも存在しますから、単に「良いコンテンツがある」かどうかではなく、「検索エンジンからやってくる読者が探しているものがあるかどうか」がやはり重要なようです。

滞在時間が長いサイトほど、あたりまえですが Google Adsense とか、各種のアフィリエイトでの成果が高くなる傾向があります。広告に気がついてもらえるかどうか、ということなのでしょう。

自分の行動パターンを考えてみればわかりますが、検索をかけて訪れたサイトに自分の探しているものがなさそうだと思ったら、すぐに閉じてしまいます。他に何が表示されているかは気にもかけません。

いたずらにSEOをかけて訪問者を増やすよりも、訪問者がとどまる工夫をする方が、たとえ若干訪問者が少なかったとしても有効である気がします。

突然の収入アップ

最近、先月まで鳴かず飛ばずだったあるサイトからアフィリエイト収入が出るようになって来ました。見てみると、広告表示回数もクリック数も先月までは限りなくゼロに近かったのが、若干の表示とクリックを稼げるようになっていました。

言い換えれば、先月までは検索エンジンの検索結果に全く相手にされず、掲載順位が低かったものが、少し上がったのが理由と考えられます。検索3ページ目に掲載されていては、ほとんど訪問者は期待できませんが、2ページ目になれば、若干は期待できる、というような変化でしょうか。

実を言うと、ほとんど成果が出ない状況が数年間続いていたので、そのうちにサイトを閉じるか、広告をやめるか、と考えていたサイトでした。そんな状態でしたから、サイトに手を入れることもなく、放置したまま。つまり、新たなSEO対策を行って掲載順位が上昇した、というわけではないのです。

さてここまでが、検索結果の順位は変動がある、というお話。

もう一つは、検索に使われているのが、どうやら結構ビッグなキーワードであるらしいこと。人気のないWEBサイトは、いわゆるロングテール狙いでマイナーなキーワードでの検索結果上位を狙います。それももちろん一つの手段ではありますが、今回のケースは、結構ビッグなキーワードでの検索結果であり、さほど訪問者数が多いわけではないけれども、コンバージョン率が高い、というのが特徴になっています。

ビッグなキーワードというのは、私のサイトの信用度ではなく、紹介している商品やサービスの信用度でクリックしてもらえる、という特徴があります。もちろんビッグなキーワードでは、検索結果の上位に表示されるのが難しいわけですが、トップクラスでなくても「そこそこ上」の方であれば、検索している人の数が圧倒的に多いですから、物好きな人が訪れてくれる可能性も否定できません。毎日10000人が使っているキーワードであれば、0.1%でも毎日10人、月間だと300人の訪問者が確保できる計算になりますから。

バレンタイン・チョコを攻める

アフィリエイトなどをやる時には、季節ものを狙う、ということが良くあります。クリスマスとかお節料理が代表でしょうか。その中でバレンタインデーのチョコレートも、もちろんそうした狙い目の一つ。当社でも数年前にバレンタインチョコのサイトを作ってあります。ドメインまで取得して。

ところが、まあ、予想通りではありますが、「バレンタイン・チョコ」というキーワードでは、大手のチョコレート会社や通販企業のサイトには太刀打ちできません。検索順位のずっと下の方に沈んだままで、浮かんでくる気配はありません。

そこで方針を転換。トップページはまだ以前のまま、バレンタイン・チョコというタイトルのままになっていますが、各チョコレート・ブランドの説明などを重点にコンテンツを作成し、チョコレート通販の商品リンクは大幅に落としてしまいました。

例えば、「シャボネル・エ・ウォーカー(Charbonnel et Walker)」というチョコレートのブランド。私自身は聞いたことすらありませんでした。検索をかけている人もさほど多くはありません。それどころか、扱っているお店もあまりない!それですからむしろ、検索結果の上では競争が少ない。こうした、検索数の少ないチョコレートのブランドを積み重ねて行けば、合計でそこそこのアクセス数になるのでは、という戦略です。

Facebookページのページランク

FacebookはGoogleとWEB広告を巡ってのライバル関係にあります。Facebook内にはGoogleの検索エンジンがアクセスできない部分も数多く、全てをオープンにすべきと考えるGoogleとは、いろいろな意味で対象的な部分もあります。

でも、Facebook内の公開されている部分、特にFacebookページに関しては、Googleはちゃんとアクセスして検索エンジンの検索結果にも表示するようですし、ページランクも付けられています。

ただ解せないのはページランクの付き方。Facebook内であれば当然「いいね」が多いページがランクが高いと思われますが、Googleのページランクの値は、Facebook内での評価は全く関係がないようです。

例えば私が管理する開発コンサルタントのコミュニティ・ページ。これを書いている現在、Facebook内での「いいね」は僅か22にしかありません。それなのに、Googleのページランクは4。結構高い数値が付いています。

ここに限らず、仕事関連で立ち上げたFacebookページには比較的良いページランクが付いているのですが、理由はさっぱりわかりません。

ブラウザのキャッシュを活用する

Google Developers というサービスの中に、PageSpeed Insightsというツールがあります。ここで任意のURLを入れると、ページを分析して、コメントを返してくれる、という仕組みになっています。基本的にはページを読み込む速度と、ユーザビリティがチェックされるようです。

自分の作っているサイトを試してみましたが、コメントがいろいろ出てきて、しかもヘルプを見ても英語でわかりにくい。そこで覚え書き代わりに、どのように対策をして行ったかを記録したいと思います。

まずは「ブラウザのキャッシュを活用する」というコメント。要は画像ファイルなどを訪問者のブラウザのキャッシュにあるものを優先して表示させ、表示速度を速くしよう、というものです。

ただ、そのやり方がヘルプを見ても「Expiresを使え」とか書いてあるし、expiresを検索してみると、サーバーレベルの設定だとあるし、「ではレンタルサーバーではどうすればいいの?」と思っていました。

そこでさらに調べてみると、.htaccess ファイル内に、ファイルタイプとその更新までの時間を秒単位で記入しておけば良い、ということがわかりました。該当する情報があるサイトを見つけるのに、どのようなキーワードを使って検索したら良いのかがよくわからず時間がかかりましたが、見つけたら沢山似たようなサイトがあることがわかりました。

設定の一例がこれです。

<ifModule mod_expires.c>
ExpiresActive On
ExpiresDefault “access plus 1 seconds”
ExpiresByType text/html “access plus 1 seconds”
ExpiresByType image/gif “access plus 2592000 seconds”
ExpiresByType image/jpeg “access plus 2592000 seconds”
ExpiresByType image/png “access plus 2592000 seconds”
ExpiresByType image/x-icon “access plus 2592000 seconds”
ExpiresByType text/css “access plus 604800 seconds”
ExpiresByType text/javascript “access plus 216000 seconds”
ExpiresByType application/x-javascript “access plus 216000 seconds”
ExpiresByType application/x-shockwave-flash “access plus 216000 seconds”
</ifModule>

これは各ファイルタイプを一度ブラウザーが読み込んでから、キャッシュを使わずに次に新たに読み込んでくるまでの時間を記入してあるようです。つまり、jpeg画像なら2592000秒間は、キャッシュしたものを使え、ということ。バックグラウンドやヘッダーに使われている画像をキャッシュさせておけば、もちろんそのサイトの表示は速くなる、という寸法ですね。

ちなみに上記の設定が書かれていたのはここ。WordPress用の設定として書かれていますが、キャッシュ指定の部分は、htmlで書かれた一般的なホームページであっても共通のはずです。

 

Google Page Rankの変動

Google Page Rank にはほとんど意味がない、ということを書きました。その理由の一つが、更新があまりなされなくなった、という点でした。そのせいもあって、長い間気を付けて見ていなかったのですが、最近開設したばかりのサイトに Page Rank が付いているの気がついて、チェックしてみました。

驚いたことにページランクが大きく変動していました。僕が管理するサイトでは、半分くらいのサイトのページランクが動いていました。下がったものもあれば、上がったものもあります。

ページランクに変動があったサイトの半分くらいは上がったり下がったりにも納得がいく、つまり、サイトの人気度が反映されているように思いましたが、残りの半分は、正直意味がわかりません。大人気サイトのページランクが4から3に落ちていたり、その逆で、大して集客もできないFacebookページのページランクが4になっていたり。

ページランクは被リンク数などで決まると言われています。今でもこれはあまり変わっていないのではないでしょうか。実際には被リンク数が少なくても、そのカテゴリーで他に強力なライバルサイトがいなければ検索エンジンでは上位に表示され、結果多くの訪問者を得ることになります。

以前はサイトのオーナーがメモのつもりもあって、よく他のサイトを参考にリンクしていました。でも今は、ブラウザーのトップにキーワードを打つだけで検索ができるなど、検索が便利になり過ぎて、メモ代わりにリンクを付けておく必要はあまりなく、その都度検索をかける人が多いのではないでしょうか。結果、新たなリンクは得にくい。

「ページランクが高いサイトは良いサイトである可能性が高い」ということは言えるかもしれません。しかし、それ以外のことには何も言えなくなって来ているように思います。

「自演」許さぬグーグル

「「自演」許さぬグーグル」という記事がasahi.comに掲載されました。一般向けの記事ですから、さほど詳細は掲載されていませんし、また、「いつ」という情報がありません。内容的には、過度のSEOをグーグルが取り締まり、ペナルティを課すようになったという話ですので、以前から行われていること。それがさらに強化されたのか、それとも以前から行われていたことを一般向けの記事にまとめただけなのか、そのあたりがよくわかりません。

記事の例になっているのは雑貨を販売するネットショップですから、ショップへの集客が目的で、限られたキーワードで自社サイトのSEO対策に力を入れていたのでしょう。

当社の場合、コンテンツを掲載して広告で利益を出す、というのが基本的なビジネスモデルですし、一つのコンテンツに集中するのではなく、数多くのサイトに別々のテーマでコンテンツを掲載するという、言わばロングテールを採用しています。各サイトへのSEOは最低限ですから、あまりペナルティを受ける可能性はないと思いますけど、気を付けるにこしたことはないですね。