誰が買う?

■ 誰が買う? ■

こんにちは。tanzan です。

まずこちらをご覧ください。
http://affiliate.amazon.co.jp/gp/associates/join/info1.html/

アマゾンのアソシエイト・プログラムコンテストの結果です。このページの中ほど…ミュージック部門賞は…僕のサイトです!

副賞はアマゾンのポイント5千円分。大手企業のわりには控えめ?なんて、貰っていて言ってはいけませんね。はい。最近アマゾンからの売上げもがた減りなのでありがたいです。子どもにトーマスの絵本を買ってあげましょう。

先日 LinkShare の方とお会いする機会がありました。最近の傾向としては、少数のアフィリエイターが売上げの大部分を出している、という構造が崩れてきていて、小額でも売上げを出している人の数が増加傾向にあるそうです。そして、その売上げはブログによるものだとか。

どうも旧来の大型WEBサイトからの売上げが減って、わずかながら売上げを出すブログの数が増えてきている、ということでしょうか。

また以前大型サイトを持っていて、大きな売上げを出していた人の落ち込みはやはり激しいようです。これは LinkShare の人も、同席した他のアフィリエイターの方も言っておられました。もちろん僕も例外ではないのですが。

これを見てください。某ショッピングモールでの売上げです。利益ではなくて、売上げの額ですので、利益と来たらこの約1%になります。

2006年07月 115,615円
2006年06月 684,395円
2006年05月 735,685円
2006年04月 576,142円
2006年03月 1,256,957円
2006年02月 1,872,884円

かつては百万円台を維持していましたが、やはり Google に大きな変動があったと言われる4月からの落ち込みが激しく、今月はさらに苦戦です。ごく最近再び Google に変動があり、YAHOO にも変動があったそうです。

僕のサイトから見る傾向としては、商品情報だけのサイトはますます検索にかかりにくくなり、逆にコンテンツがあるサイトへのアクセスは増加傾向になっています。

以下は4月に立ち上げた某サイトの ValueCommerce のリンクのクリック数です。ValueCommerce 以外はほとんどないサイトなので、ほぼ全数と考えて良いかと思います。

2006/07 2,045
2006/06 5,096
2006/05 2,763
2006/04 10

新しいサイトでもわずかずつですが、伸びて来ていることがわかると思います。一度に大きく利益を出す、ということは難しくなりましたが、テーマを絞り込んできちんと作っていけば、じわじわとアクセスを増やすことは今の環境でも可能である、ということですね。

ちなみにこのサイト、Google の変動でページランクは0から3になりました。

さてでは、このサイトを見てください。

http://japan.internet.com/wmnews/20060706/5.html

これはインターネットを使ったショッピングに関するレポートで、面白い数字がかなり掲載されています。

ネットで買ったことのあるものの順位だと

書籍・雑誌 58.1%
衣類・靴・バッグ・アクセサリー 47.8%
音楽 CD・ビデオ・DVD 43.4%

アフィリエイトでももちろんこれらが売れ筋になるのでしょうね。書籍にCDと来ると、やはりアマゾンなどが強そうですね。

買ったお店は楽天、YAHOOに出店しているネットショップだけで40.2%だそうです。圧倒的ですね。やはりモールそれ自体の知名度が高いので売れやすく、また店舗数も多いのでしょう。

これ以外にも興味深い数字がありますので、ぜひご覧ください。多少のヒントにはなります。

いろいろな情報に接していると、時々面白い製品の紹介に出会うことがあります。例えば

http://www.novac.co.jp/products/hardware/vp-skype/nv-lf2000/index.html

これは skype を通してテレビを見ることができるという代物。家にあるパソコンにこの装置をつなぎ、テレビのアンテナ線をつなぎ、skype を設定し、そして遠く離れたパソコンから skype 経由で呼び出すと…あら不思議。skype のビデオ電話機能を使ってテレビを見ることができます。チャンネルの切り替えはチャットで、なんていう面白いアイデア。

非常に面白い製品。電子ガジェット好きなら手に入れてみたいと思うでしょうけど、アフィリエイターとしては、どうする?

面白い製品ではあるけど、skype を経由してまでテレビを見ようというニーズはあまりないでしょう。

「こりゃ売れないな」

そう、確かに爆発的に売れるとは思いません。爆発的に売れるような商品なら、もっと大手の企業が手がけていることでしょう。ニッチ商品だから小さな企業が狙って作っているのだと思います。

でもここは、「売れない」と決め付ける前に、「どんな人なら買うか」ということを考えましょう。一種のイメージトレーニングですね。

skype 関連の商品だと、実を言うと、こんなのを自分で使っています。

skype を家庭用の電話機で送受信できるというシロモノ。職場は無線の子機2台を入れていますが、子機からも skype が発信できるし、普通の電話と同じように受けることもできる、という優れものなのです。

でもどこのサイトを見ても、在庫があまりありません。人気で売り切れ…いや、多分その逆で生産量が少ないのではないかと思います。

それはともかく。今日の商品に戻りましょう。

遠隔地からテレビを見ることができる、という商品は実は現在は複数あります。ソニーなども出していて、PSP で見る、ということもできるようです。他社もネット経由でパソコンで見る、という装置を売っています。

ということは、「遠隔地でテレビを見る」というニーズはそこそこある、と各社見ているのでしょうね。

遠隔地で日本のテレビの電波が届かないところ、あるいは、テレビ受像機がないけれどブロードバンドには接続できるところ。どこでしょうか?

それを一生懸命考えれば、あまり他のアフィリエイターが手を出していないマーケットへ商品を売り込むことが可能になります。

でもまあ、商品を見つけてから「このマーケットにどうやってアクセスしようか?」と考えているのでは本当は遅いんでしょうけど。


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