更なる自動化へ

■ 更なる自動化へ ■

こんにちは。tanzan です。

マーチャンダイザー用ツールを使ったサイトのサンプルを作りました。作っている最中にバグを一つ見つけることができたので良かったです。

レノボ・コンピュータの紹介のホームページでは、マーチャンダイザー用ツールを使って、ノートパソコンとデスクトップパソコン、それぞれをリストアップし、各タイプの商品紹介ページへのリンクを作っています。これはテンプレートを使った自動表示で、マーチャンダイザーで取得する商品ファイルを更新すれば、自動的に更新になります。

そこからリンクしている各商品紹介ページでは、商品ファイルから作ったレノボのネットショップへのリンクを主に、右サイドには、楽天アフィリエイトツールhttp://netshopowners.com/rakuten/ を使って、楽天市場で同じ商品を検索した結果を表示しています。商品のIDを指定すれば、これも自動で楽天の検索結果まで表示する仕組みになっています。

ちなみに商品リンクをクリックしてもエラーが出て、レノボのサイトに飛ばないものがありますが、これは商品ファイルに問題があるのか、リンクシェアの方での飛び先設定に問題があるのかわかりません。プログラムのミスではありません。現在問い合わせ中です。

このようにマーチャンダイザー用ツールは機能するレベルになってきていますが、商品化するためには説明を書かなくてはいけません。これが面倒で、商品化が遅れているのが現状です。

そしてこのレノボの紹介サイト、マーチャンダイザーで取得してくる商品情報ファイルさえ更新すれば、自動的に商品ページまで更新する仕組みにしてあります。

ここまでの機能は販売予定のマーチャンダイザー用ツールには含むことができません。というのは、ショップによって商品数とかカテゴリー数、カテゴリーの階層などがまちまちで、すべてのショップに対応した設定ができないからです。

こうした機能の作り方は、いつか「アフィリエイターのためのWEB技術」みたいなものにまとめようかと思っています。WEBのいろいろな設定だとか、PHPだとか、JavaScript だとか、探せば多くの情報がネット上で得られますが、アフィリエイターとして何をどう組み合わせて使っているのか、という切り口の情報は見たことがありませんから。

アイデアとしては e-book 形式にして、暴利をむさぼる情報商材ではなく、通常の書籍程度の価格でネット販売しようか、と思っています。でも、相当先になりますね。今はまだ影も形もない状態です。

ところで、LinkShare のマーチャンダイザーを使われている人は一体どれくらいおいででしょうか。そして今準備しているマーチャンダイザー用ツールを購入されたい人はいらっしゃるのでしょうか。値段は今までのツール同様5千円+消費税を考えています。

もし「今すぐにでも欲しい」という方がおいでなら、とりあえずプログラムだけの販売を開始して、使い方の最低限の解説をホームページに掲載して、徐々に充実を図る、というようにしたいと思います。お手数ですが「早く購入したい」という方がおいででしたら、このメールに返信ください。

もしどなたからも返信がない場合には、ゆっくりやらせていただきます。

話は戻ってレノボのサイトの全自動化です。レノボで全自動化ができるのは、商品の数もカテゴリーも少ないからなのですが、多くのサイトでプログラムを使った自動化を進めています。多くのサイトでは、一部自動化で、商品情報のカテゴリー分けなどの手作業を組み合わせています。

もちろん、マーチャンダイザーなどで提供されている情報を使って大きなサイトを作るだけでは、今はほとんど売上げには繋がりません。検索エンジンによるサイトの評価はないに等しいですから。

工夫すれば、マーチャンダイザーのデータを使って大手の通販会社の商品全部を紹介するサイトも作れるのですが、試しにやってみても、まぐれでぱらぱらと売れる程度、まとまった売上げにはなりません。

マーチャンダイザー用のツールも、楽天アフィリエイトツールなどもそうですが、検索結果を表示できるようにしているところが味噌なのです。つまり、自分なりの切り口をキーワードで設定してページを構成するためのツールですね。

そして、重要なのは、一度自動化をしてしまうと、更新が非常に楽だ、という点です。

アフィリエイトをそこそこ続けてこられた方なら誰しも経験があるかと思いますが、以前作ったサイトは次第にリンク切れが多くなり、久しぶりに開いてみると悲惨な状況…

心情的には新しいページ、新しいサイトをどんどん増やしていく方に気が向きますから、古いサイトはますます悲惨になります。新しいサイトへはなかなか人が来ず、古いサイトは訪問者が「なんじゃこれ!」と人知れず去っていくようになってしまいます。

かと言って手作業で、古いサイトのメインテナンスを心がけようとしても、相当な数に増えてしまったページのメインテナンスは容易ではありません。今度は新たなチャレンジをする時間がなくなってしまいます。

そんな時にツールの出番になるのです。

レノボの場合は商品数が少ないですからマーチャンダイザー商品データに含まれる全商品を収録していますが、これが例えば大手の通販サイトのファッション商品なら次のようにします。

EXCELなどで商品データを並び替え、ファッションならファッションのカテゴリーだけを表として取り出します。それをサーバーにアップロードしておきます。作ったページの中ではキーワードを設定して読み出します。

例えば「フレアスカート」としておけば、商品データが更新された場合、データファイルを入れ替えておけば、新たなフレアスカートの商品データが表示されますから、いちいち苦労してリンクコードを張り替える必要はなくなります。

ページのタイトルのところに「2006年秋モデル」とか入れてあったら、それを「2007年春モデル」とかに変える程度。わずかな更新で済む、という寸法です。

こちらを見てください。これはトンボ玉の作り方を解説するサイトです。広告はまだ入っていません。こんなサイトも作っているって、驚きますか?

さて、どんな広告を入れるか?ビーズのアクセサリー、アクセサリーのキット、トンボ玉のキット、工具類、参考書、ガラス工芸の教室案内…

これを、手作業であっちのページにはこれ、こっちのページにはこれ、と、商品リンクを貼っておくと、出来上がりのころはとても良いのですが、1年、2年と経過すると…リンクぶち切れサイトに早変わり。そうなると、一体どのページにどこのどの商品へのリンクを作ったのか把握するだけで一苦労です。

ですから、こうしたサイト内に入れる関連商品の紹介を、楽天アフィリエイトツールとか、マーチャンダイザー用のツールとか、いろいろ使って自動化しておく、というのが本当の魂胆なのです。

「トンボ玉の作り方」というコンテンツ自体は、流行り廃りはあるかもしれませんが、そう簡単には意味のないものにはなりません。でも、商品リンクはすぐに意味のないものになってしまうのです。商品リンクもできる限り自動的に更新できるようにしておけば、次のコンテンツ、次のサイトつくりに注力できます。

マーチャンダイザーはLinkShareの提供するサービスですが、ValueCommerceを利用する多くの会社は商品ページなどへのリンクをCSVファイル、あるいはEXCELのファイルで提供しています。

もちろん、こうしたファイルのデータを利用するツールの作成も可能です。例えばValueCommerceには東急ハンズが参加しています。東急ハンズはビーズのアクセサリーキットとか、トンボ玉作成用のキットとかをずっとネットで販売しています。

ですから、CSVファイルを検索して結果を表示するプログラムを仕込んでおけばよい、というわけです。

東急ハンズのCSVファイルを利用するツールとか、買いたい方いますか?


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