■ 欠けていたコピー ■
こんにちは。tanzan です。
4月に入り、Google のページランクが変動したようです。僕のサイトでは4から3に落ちたものあり、3から4に上がったものあり、中には1からいきなり3、0からいきなり3に上がったところもありました。
全体としてはコンテンツが薄いところは下がり、コンテンツが濃いところ、オリジナリティが高いところは上がっていて、さすが Google ですね。
ところでサイトリンク、というものをご存知でしょうか。これは Google の検索結果に時々見られるもので、特定のサイトの複数のページが一度に紹介されるという、とってもお徳なものです。
でもこのサイトリンク、「どうやって設定するの?」と言われても、自分で設定する手段はありません。Google が勝手に選んだサイトに関してのみ、勝手に生成するもので、Google ウェブマスターツールの「リンク」の項で確認できます。
僕のサイトは調べてみたら、5つのサイトでサイトリンクが作られていました。
しかし、このサイトリンクが表示されるのは、どうやら特定のキーワードで検索結果のトップに表示される時のみ。
と言うことは、多分特定のキーワードで相当の頻度でトップに表示されるサイトにのみ、サイトリンクが作られると想像されます。
僕のところだと、ページランクが2しかないサイトでもサイトリンクがあるところもあれば、ページランクが4でもサイトリンクがないところもあります。
一方、Google Analytics で表示回数を調べてみると、サイトリンクが作られているサイトは、僕のところの上位10位に入るところばかり。やはり、Google で検索されて訪問者が来る数が関係するようです。
サイトリンクは、いわば Google のお墨付きですね。
そうそう、SPAM対策のため今号からまぐまぐ版の発行アドレスが変更になっています。ご注意ください。
■ アフィリエイト・ニュース・ピックアップ
高島屋が ValueCommerce でアフィリエイト
今まで高島屋は LinkShare でアフィリエイトを実施していました。ところが、今回 ValueCommerce から提携依頼メールが来たので見てみたら、高島屋。一瞬、LinkShare から乗り換えたのかと思いました。
でも、LinkShare で提携できる高島屋オンラインショップではなく、ValueCommerce で提携できるのは、タカシマヤ ファッションモールというお店。ファッションブランドを集めたモールですね。
ざっと見ましたが、ブランド名、ほとんどわかりません…。どうやって攻めればいいんだろ?
僕の場合、最近は ValueCommerce と LinkShare の2社への傾斜がはっきりしてきました。
なぜかと言うと、やはり大手のショップ、有名店や有名ブランドのアフィリエイトができるからです。
僕のサイトに大した信用がなくても、飛び先が有名店なら、それなりに信用されますからね。
有名店と言えば、ユニクロに提携を切られたのはがっくりですが、でも、ユニクロは商品単価が安いので、金額的には差ほど大きな痛手ではありませんでした。
以前のページでユニクロの紹介を勝手にして、Adsense を貼っておく、というセコイ技も使えますし。
今、一冊の本を読んでいます。図書館から借りてきていますが、手元に置いておきたくてアマゾンで注文してしまいました。安い本ではないのですが。
「ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則 」
この本、結局は「消費者に商品やサービスを売り込む」ためのコピーライティングを教える本なのですが、WEBでも共通する重要なアイデアがある、と思ったからです。
今まで僕のサイトでは、見出し、HTMLタグで言うなら、title とか h1 とかの部分は、SEOを考えたものを設定していました。
これは何か?と言えば、商品やサービスを探している人が、検索キーワードとして打ち込む、どちらかと言えば短い言葉です。つまり、「人に訪問してもらう」ための仕掛けですね。
一方、この本で解説されているコピーは、「人に買ってもらう」「買う気にさせる」コピーです。
SEOで使う、検索を意識した短いキーワードや、キーワードの組み合わせ。それがそのまま h1 タグにはさまれていても、いったんホームページに来た人にはアピールしません。
なぜなら訪問者は、そのキーワードがそこにあることは検索結果を見た時点で既に知っているから。当然、ページを見る時には、訪問者はキーワード以上の情報を求めているはず。
もちろん、本文を読んでもらえれば情報は書いてあります。しかし、ページへ来てくれたことと、情報を読んでもらうことは別物。訪問者を惹きつけて、ページの中身を読んでもらうまで留めておくコピーが欠けていました。
キーワードで来た訪問者を引き止める、あるいは惹き付ける一言、ですね。
でも、あまりに露骨なコピーだと、ページそのものを広告だと思われてしまいますから、アフィリエイトの場合はバランス感覚も必要ですね。
少しずつ試して、工夫してみたいと思っています。