明けましておめでとうございます

■ 明けましておめでとうございます ■

皆さん明けましておめでとうございます。tanzan です。

昨年来2千人近い皆さんにメルマガをお読みいただき感謝しております。ほとんど楽しんで書いているメルマガですが、よろしければ今年もお付き合いください。

まず AdSense 関係で面白いツールを見つけましたので紹介。その名も Adsense Sandbox です。何をするツールかと言うと、任意のURLにどのような Adsense 広告が表示されるかを調べてしまうというもの。以下にあります。

http://aff.banabana.com/modules/tools/adsensesandbox.php

どうやってこんなことが実現できるのか、それは知りません。試してみればわかりますが、英語のサイトで作られているものです。日本語のページでも問題なく表示されます。

さて、今年の僕の、というか、去年会社組織にしましたから、当社の目標は、アフィリエイトの売上げ比率を下げること、です。

「売上げを下げる?!」

いえいえ違います。「比率を下げる」です。

3月に会社を作ってからの売上げを集計してみましたら、なんと96%がアフィリエイト。それまでは、アフィリエイト以外の仕事で家族4人が食べていましたが、契約が切れて以降そちらの収入はがた落ち。ほとんどをアフィリエイトに頼る構造になってしまいました。

これでは「いかん」のです。

収入の柱が一本折れたら、一挙に転落してしまいますから。ですから今年はアフィリエイトは「成長から安定へ」なんて、かつてどこかの国で聞いたようなスローガンを掲げ、アフィリエイト以外の事業の売上げを上げる算段をしているところです。

短期的にはアフィリエイト以外の仕事をもっと取ってきて入れる、ということもするつもりですが、長期的には女房ともども資格をもう少し取得してコンサルタント業に生かしたりしようと考えています。

2005年はアフィリエイトがかなり好調でした。アフィリエイトというマーケッティングのスタイルは今後もまだまだ延びる余地が大きいと思いますから、パイは十分にあるはずです。しかし、検索エンジンという「運頼み」の部分が否定できないものに大きく影響されているのが現状。当社の場合、これまでそこそこの成果を出してきていますが、今後これ以上伸ばすのは容易ではなく、逆にライバルが増えてきて次第にジリ貧になる可能性は否定できません。

ですからアフィリエイトは「何とか現状維持がしたいなあ」という状況。欲は出しません。額は大きくなくても確実に利益を生み出すようなサイトをきちんと作っていこうと考えています。アフィリエイトの成果が8割ダウンでも会社としてやっていけるようになるのが目標です。

でも問題は肝心のアフィリエイト以外のビジネス。まあこのメルマガのテーマとは関係ないものが多いので書きませんけど、複数の分野で仕事をしていく予定でいます。まったく異なるビジネスを組み合わせてリスクの分散をしようという魂胆ですね。

アフィリエイトで得た利益は、他の分野の仕事や資格を得るための研修費などに当てていくつもりです。

皆さん、アフィリエイトは小遣い稼ぎだと思っていませんか?小遣い稼ぎだと思っている間は多分それ以上のものにはならないだろうと思います。なぜか?小遣いは「使ってしまう」のが前提のものだからです。

でもビジネスは違います。ビジネスは利益が出たら、そこからいくらかを差し引いて消費にあてますが、それ以外の部分は次に利益を生み出すものへと投資します。

この投資ができるかどうかが、成長していけるかどうか、金持ち父さんになれるかどうかの分かれ道ですね。

月千円アフィリエイトで稼いだら広告掲載に制限のある無料のブログから有料のブログに乗り換えましょう。月5千円稼いだら、より速くて安定しているサーバーに変えてみましょう。1万円稼いだら、テンプレートやツールを導入してサイト構築の速度を速めましょう。5万円稼いだら、ビジネスサイトとして Yahoo に登録してみましょう。

こうやって初期の成果が出るのがスローな時期に、効率よい投資をできるかどうかが、速く抜けられるかどうかのポイントの一つです。千円とか1万円とかの投資は、アフィリエイトが順調になったら簡単に取り戻して、何倍にもなって返って来ます。1千万とかの設備投資や商品仕入れが不要なのがアフィリエイトの良いところですから。

僕の実家は流通業ですが、商品仕入れと商品販売があります。すると、売れないものも出てくるし、返品も出てくるし、収入よりも先に仕入れのために大きな支出を伴うし、受けた支払いは手形で来るし、で非常にリスクが高いです。ほとんどの製造・卸、そして小売店はこのように、リスクを犯して商売をしています。

一方アフィリエイトと言ったら、在庫無し。売掛金なし(厳密に言うとちょっと違うけど)。設備投資ほとんどなし。手形決済なし。「料率が低い」なんて言っていたらばちがあたりそうな好条件のビジネスです。

参入が簡単ですからもちろん小遣い稼ぎとしてもできるわけですが、その延長で拡大路線に走ると危険性ももちろんあるわけです。

楽天アフィリエイトを主に利用されている方。もし三木谷さんが「アフィリエイトはやーめた」と言ったらどうしますか?楽天アフィリエイトに頼って起業する?やめておきましょう。

Dell のコンピュータで稼いでいる方。Dell の競争力が落ちてきて日本から撤退する、ということになったらどうしますか?Dell のサイトだけでサラリーマンやめますか?やめておきましょう。

アフィリエイトは他人が整えた環境の上に乗っかってしかできないビジネスです。アフィリエイトというビジネスモデルがなくなるとは思えませんが、特定のASP、特定のマーチャント、特定の商品、特定の検索エンジンがなくなる、あるいは大幅に変わることはないとは言い切れません。いや「ありえる」と考えておいた方がよいでしょう。

マーチャントがアフィリエイトプログラムを利用する、というのは一種のマーケッティング手法、ビジネスモデルです。

ところが、アフィリエイターが使っているノウハウというのは、有料で売られているものも含めて、ビジネスモデル、と呼べるほどまでしっかりしたものは見たことがありません。

ビジネスモデル、というのは、ある程度の普遍性を持ったもので、環境がある程度変わってもその環境の中で応用して成果を出すことができるものです。

ところがアフィリエイトのノウハウ、というのは、検索エンジンやブログなど、他人が運営したり開発したりしたシステムに頼るものばかり。自分でコントロールして成果を出す、という要素が「浅い」ように思うのです。

きっと一種のバブルなんでしょうね。バブル経済の頃は、根拠もなく地価や株価が上がりました。誰でも土地や株を買えば、簡単に値が上がりました。ノウハウも何もありません。「乗り遅れないようにする」ことが重要だと思われていました。アフィリエイトもそろそろバブルに入ってきているのではないでしょうか。

ここはひとつ、浮かれずに腰をすえ、一時の利益にのぼせ上がらずに冷静に長期的な安定を目指しましょう。

「でも tanzan さんのツールなんて、バブルを煽るためのものじゃないの?」

そりゃユーザーしだいです。

bidders ツールとか、電脳卸ツール、さらにまだ公開していませんけどアマゾンツールや楽天ツールとかも僕自身は作って使っています。

でも僕自身は「手間が省けるところで省き、別のところに力を入れる」ためにツールを使っています。つまりツールを使ってサイトの粗製乱造をしようというわけではないのです。「楽して儲けて遊ぶため」いえいえ、時間が欲しいからツールを作るのです。

例えば今、ドールハウスのサイトを作ろうと準備を進めています。かなりマニアックな商品ですが、単価は結構高いですから。

こうしたテーマ性が高いサイトを作る場合、適切なキーワードを割り出してページのタイトルと一致させ、商品カテゴリーとも一致させていけば、かなり容易に商品のリストは準備ができます。後はそのページごと、カテゴリーごとの解説文をくわえ、全体としての体裁を整えるだけ。

商品表示が自動化できないといちいち諸品情報を調べ、それをアフィリエイトコードに変換して貼り付け、さらに頻繁にリンク切れがないかを調べたりしなくてはなりません。

そんな手間があったら、コンテンツの充実にあてる方が得です。あるいはもひとつ別のテーマ、別の切り口のサイトを作るほうに手間を回すほうが得です。

そしてもちろん僕の場合、アフィリエイト以外のものにかける時間も欲しいのです。

それが自動化するツールを作る理由なのです。

別の手もあります。例えば以下のページを見てください。「男はつらいよ」を紹介するサイトです。

このサイト、実はあまり成功していなくて、2ヶ月あまりで売れたのはDVDが4枚だけ。Adsense も見てもらえればわかりますが、あまり関係のない広告ばかりで利益にはほとんどなりません。

「利益が出ないサイトを紹介してどうするの?」

と思われるかもしれませんが、「男はつらいよ」を選んだにはわけがあります。

まず第一に「男はつらいよ」関連で新しい商品が出てくる可能性が低い。つまりサイトの情報を更新する必要性が薄い。そしてそこそこ人気が継続している。今儲からなくても、いつかブームが来たりしたらその時に売れる可能性あり。

つまり今後売れるかどうかは賭けの部分もありますが、「一度作ったら更新の手間がかからない」のです。あとは当面忘れてしまってもOK。

「男はつらいよが売れる日なんてくるのかなあ?」

それはわかりません。

でも昨年の第4四半期。ちあきなおみのCDが結構売れました。多分NHKでちあきなおみの特集を組んだのが原因ではないかと思います。僕は懐メロコーナーでちあきなおみのページを1ページ作ってありましたから。もちろんNHKの放送を予測していたわけではなく、偶然です。でも、可能性があることをやっておかない限りは偶然は拾えません。

情報更新をする必要性が少ないページを次から次へと作っておけば、後は獲物がかかるのを待つだけ。釣りと同じようなものですね。