Google でのSEO

Google から久しぶりにお叱りが来ました。これは利用している「Google ウェブマスター ツールからのお知らせ」という形で来ました。

「のたび、貴サイトの一部ページで、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反した手法が使用されている可能性があることが判明しました。 具体的には、PageRank を操作する意図で設定された可能性のある自サイトへの人為的または不自然なリンクがないかど うかをご確認ください。」

要するに、検索結果での順位を操作する目的でおかしなリンクを作っていないか、という指摘です。

僕は前から書いているように、相互リンクもほとんど受け付けないのが方針ですから、最初は何のことかと思っていたのですが、思い当たる節もありました。

それは、以前から作っていてコンテンツが多い旅行関係ブログから、このサイトにリンクを張ったことでした。ブログのメニュー部分のリンクを作ると、全ページからリンクができますから、リンクの数は一度に増えます。多分それが Google の検索エンジンにのチェックに引っ掛かったのでしょう。

でも、このケースは検索エンジンが順位を落としたのではなく、担当者が手動でペナルティを発動し、順位を下げていることです。

この場合の対応は、リンクを落として再審査を依頼すること。そこで、ブログからのリンクを落として再審査を依頼してみました。

すると次にかえってきたのが次のような指摘。

「サイトを確認いたしましたが、ページの一部または全体が現在も品質に関するガイドラインに違反しているようです。」

今度は、コンテンツがガイドラインに違反している、という指摘を受けてしまいました。

このサイトは、自分で書いた記事の他に、旅行関係のアフィリエイト・ページが大量に作ってあります。ASP経由でもらう宿の情報が自動表示される仕組みにしてあります。

多分、この部分が「旅行会社のサイトにある情報と同じ」と判断されたのでしょう。言われればその通りですし、要するに、このようなサイトは Google は明確に排除する方針である、ということが確認できました。担当者の目視で来られたのでは、対策の取りようはありません。

いずれにしろ、放置しておいたら検索エンジンからのトラフィックは期待できない、ということですし、現在でもアフィリエイトの利益は限りなくゼロに近づいて来ていましたから、すっぱりと自動表示のアフィリエイト・ページはすべて落として再審査申請をしました。

今度は再審査申請そのものは受理されたようですが、再審査を受けた後に検索順位結果がどうなるかはわかりません。

いずれにしろ、昔のような自動での大量ページの作成によるアフィリエイトは、明確に検索エンジンに拒否される、ということですね。

おりから、Google では「ペンギンアップデート」というのも実施しています。ペンギンアップデートは http://japan.internet.com/busnews/20120508/2.html を参照してください。

要するに、安易な相互リンク等で検索結果順位を操作する行為を行っているサイトにペナルティを課す、ということですね。僕のサイトは相互リンクにもリンク集にも無縁ですので、全般的にはむしろ検索結果順位は改善してきているのですが、昔作ったアフィリエイトてんこ盛りサイトも生きていますから、その辺りの処分を考えていかなくてはいけないようです。