広告表示数が目標

■ 広告表示数が目標 ■

こんにちは。tanzan です。

予想はしていましたが、ゴールデンウィーク以降厳しいですねえ。ゴールデンウィーク中よりは多少広告の表示回数も増えましたが、ゴールデンウィーク前と比べると、お金を使い切り、遊びきった人が多いせいか、どのサイトも低調です。

一方最近報酬単価が高いとあるカテゴリーのクリック数が上向きで「ほくほく」と思っていたら…キャンセルの嵐。いったん売上げがついて、期待させておいてから、数日してほとんど消えていくので、本当、がっくりですね。

人気の高い楽天アフィリエイトツールの表示を3列に変更するパーツを作りました。表示サンプルはこちらのロマネコンティのページを参照してください。

なおこのページでは先日紹介した、画像を128px表示に変更するパーツを使用しています。ダウンロードは以下から。

超簡単にこんなページができてしまいますが、ロマネコンティ売れてほしい…もちろん単価が高いものを広告に出す、という寸法ですが、世の中甘くはないですね。

楽天アフィリエイト3列表示パーツはこちらで販売しています。

なぜ無料じゃないかって?それは僕自身の楽天での売上げがどんどん減っているからです。簡単にサイトができるツールを無料で配ったら、ますます自分の首を絞めてしまいますからねえ。

さて今回。僕自身がサイトを立ち上げる時の目安にしているものをお教えしましょう。

それは「広告の表示回数」です。そう、売上げとか利益の額とかではなくて、訪問者数でもなくて、ページビューでもなくて、広告の表示回数。それもサイトごとで1日ごとの。

あるサイトを立ち上げたとしましょう。僕は ValueCommerce の広告を一番多く貼っているので ValueCommerce を例に挙げますが、「プログラム統計」というコーナーを見ると、毎日の広告表示回数を見ることができます。

これ、ひとつのサイトに表示されているすべての広告を足した数ですから、これだけぱっと見るとどの広告が表示されているのだか良くわかりませんが、とりあえずは気にしない。

新しいサイトを立ち上げた時のとりあえずの目標値、それはずばり1日100回表示です。つまり僕のサイトの広告が100回表示されること。1ページに広告が5個貼ってあったら、実際には20ページ、あるいはひょっとすると同じ1ページだけ20回表示されているだけかもしれません。

それもとりあえずは気にしない。

1日に100広告表示されるようになると、たいてい、毎日広告がクリックされるようになってきます。ごくまれに、売上げが出ることもあるようになってきます。まだ「運」の問題ですけどね。

でもそうなったら、とりあえずはサイトの方向としてまるっきり間違ってはいない、と判断して、長期戦に入ります。

次の目標は1日1000広告表示です。これくらいになると、平均10%がクリックされて、その内1%が売上げにつながる、つまり商品が毎日1個売れるというのがどうも標準的なようですから、平均すると毎日売上げが出るようになってきます。

広告報酬の単価にもよりますが、これくらいのレベルまで行けば、レンタルサーバー代を考えても、十分黒字になるようになります。無論、お小遣い程度の利益でしかありませんが「利益らしい利益」になることでしょう。

さて次に目指すのは1日10000広告表示です。こうなると…そう。1日平均10商品が売れるようになります。1ヶ月で300商品。報酬単価が200円だとしても6万円。このくらいのサイトが複数できたらまあまあの収入になります。ただしここまで伸びて来てくれるサイトはそうそうありません。

ではなぜページではなく、広告の表示回数を基準にするのか。

それは、1ページに複数の広告を表示することができるからです。メインにしている広告がクリックされずに素通りされても、ページを閉じられなければ、訪問者は何かをクリックしてくれます。

メインの商品と方向性が共通で、切り口がちょっと違うリンクが作ってあると、メインを素通りしても、そちらをクリックしてくれる可能性が出てくるからです。

例えば

「○○の購入ページはこちら」

という下に

「○○のユーザーの声」

とか言うリンクがあったら、今日は買うつもりがない人でも、とりあえずクリックして見てみよう、と思うかもしれません。

無論、だからと言って1ページに数百もアフィリエイトリンクを貼ったところで、いちいち全部見てくれる人は誰もいません。でも、これが3つとか5つ程度だったらどうでしょうか。要するにぱっと見てリンクが目に入るくらいの規模、ということですね。

仮に1ページに5つ広告を貼るとすると、1日1000回表示するには200ページが表示されれば良い、ということになります。1日1000ページ表示させるのはかなり大変ですが、200ページでよいなら、単純に5分の1ですから、かなり楽です。

そしてもうひとつの理由。ページが表示された回数を把握しようとすると、アクセス解析をかけなくてはなりません。そしてアクセス解析の統計値も注意して見なくてはなりません。

僕はASPのサイトに毎日ログインして統計を見ていますから、アクセス解析の数値も見るとなると、結構面倒です。そして、考えれば当たり前ですが、アクセス解析で示されるページの表示回数は、広告の表示回数ほども、売上げの率に連動していないのです。そりゃそうです。アフィリエイトの場合、表示したいのは実はページではなくて、広告なんですから。

それならば、普段はASPサイトで表示回数をチェックしていれば良いですし、ValueCommerceはサイトごとの統計値に強いので、見やすいのです。このせいもあって、僕のサイトはどんどん ValueCommerce の広告が増えています。本当はもっとリスク分散もしたいのですが…。

ページビューを増やす、訪問者を増やす、というのも、アフィリエイトの場合、つまりは「アフィリエイトリンク」の表示回数、そしてクリック回数を増やすのが目的。そうであれば、「どのページに何人来たか」なんて細かいことは気にせずに、サイトまとめて「広告が何回表示されたか」を見ていても、間違いはありません。

ところがこうした統計を見るためには、複数のASPにまたがっていると、いちいちログインして集計しなくてはいけませんから面倒になってしまいます。おのずと、「このサイトにはこのASP」となってきて、ValueCommerce が増えてしまいます。

ValueCommerce のもうひとつの強みは、広告スペースという概念です。これ、扱いが難しくて結構評判が悪いですし、実際に広告を設定するのに手間がかかります。A8.net などと比べると、ValueCommerce で広告の設定をするには数倍の時間がかかるでしょうか。

ところが、ValueCommerce ではこの広告スペースごとの統計を見ることができます。これどういうことか。

ポピュラーな楽天市場を例にしましょう。A8.net で楽天市場のトップページへのテキストリンクをひとつ取得したとします。そうすると、自分のページの上に貼ろうと下に貼ろうと、統計値としてはひとつになってしまいます。

ところが ValueCommerce では、例えば「ページの上」「ページの下」というように広告スペースを二つ作っておいて、それぞれの中には同じ広告を入れることができます。そして統計もそれぞれに関してみることができます。

つまり、同じ広告を複数同じページに貼り付けて、それでいて、別々のものとして統計値を見ることができるのです。

商品ページへのリンクを付ける場合を考えましょう。「購入はこちら」「クチコミはこちら」とやっても、とび先が同じなら、普通は同じ広告として扱われ、実際にどちらが良くクリックされるかはわかりません。ところが広告スペースとして分ければ、ひとつの統計画面の中で比較してみることができます。

先日これに気がついて、新しいサイトに仕込んだのですが、結果は…まだ検索エンジンにかからなくて訪問者がほとんどいないのでわかりません。


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