■ テーマサイト ■
こんにちは。tanzan です。
腹が立ったので、まず以下のURLを見比べてみてください。
http://tokunavi.lifech.net/article/1136915.html
http://all-navi.lifech.net/article/1135661.html
http://primeshop.lifech.net/article/894235.html
http://tokunavi.sblo.jp/article/1136292.html
http://all-navi.sblo.jp/article/1135030.html
これ、短期間のうちにトラックバックによるSPAMを送りつけてきたサイトです。見ればわかりますが、まあ五つ子ちゃんですね。トラックバックを送信しているIPはすべて同じ。非常に迷惑をしているので、悪いお手本として採用させていただきました。もちろん僕のブログでは受信拒否に設定しました。
コピーサイトにトラックバックSPAM。このようなことをしても検索エンジンにはSPAM行為であることはすぐ見破られますし、ほとんど内容のないサイトですからSEO対策もへったくれもありません。検索エンジンにインデックスしてもらえるかどうかすら怪しいです。
キーワードも「セシール」とビッグですから、たとえ検索エンジンにのっても、上位表示はまず無理、ロングテールにもかかりません。SPAMを送ったトラックバックをたどってこのサイトでセシールに入って買い物をする人がいる、というのもちょっと想像がつきません。
SPAM行為を行ったり、同一広告を複数サイトで使ったりと、リンクシェアのルールに違反している可能性が大ですから、提携を解除される恐れがあります。
要するに無駄な手間をかけて、ほとんど何の役にも立たない方法だということです。どうやって購入可能性の高い訪問者を集めるのか、という戦略がまったくありませんから。
いまどきこんな手を使っているところを見ると、このメルマガを読んでいないんだろうなあ。
それにしてもトラックバックによるSPAM多いですね。以前はエロ系、金融系、情報商材系が多かったんですが、ここのところ一般商品を売っているサイトからのSPAMがぐっと増えてきています。
先日も某ASPを経由して二人に注意してもらったのですが、一人は素直に謝罪したのに対して、もう一人はSPAMじゃないと言い張ったとか。どうもトラックバックの意味を知らない人が多いようですね。初心者が気楽にASPに登録して、気楽にトラックバックをしているようですね。ツールを使ってブログでもないところへ誘導していますから、初心者にしても悪質ですが。
マナー違反うんぬん以前に、そんなことしてもほとんど効果がないことを知ってもらいたいものです。
ちょっと前にはリンクを依頼してきた人がいて、サイトを見たら、不自然な空白が。コードを見るとなんと隠しキーワードがてんこ盛り。逆効果だと伝えたら「これが良いと聞いたので」だそう。
どうも誤った情報、古すぎる情報を鵜呑みにしてしまっている人も多いようです。
いやあ、使っていたノートパソコンが壊れてしまいました。
「ハードディスクが飛んだんですか?」
いえ、物理的に壊れて、液晶画面を支える部分(ヒンジ)にひびが入って画面部分が浮き上がり、液晶のスイッチがおかしくなってしまって、勝手にスリープしてしまったり、液晶のバックライトが点滅したりするのです。「勝手にスリープ」は、スリープをしない設定にしたので何とかなっているのですが、画面点滅は耐えられません。
そのほかの機能には異常はないのですが、最近Tシャツを作るために画像編集ソフトをいじっていたら、ちょっと重いし、どうやらメモリー不足でコンピュータが落ちることも出てきたので、覚悟を決めて、新調することにしました。まあノートパソコンで4000×3000ドットのフルカラー画像を何枚も編集しようというのが無理かもしれませんが…。
新しいコンピュータに「マイ ドキュメント」の内容をコピーしたのですが、5ギガバイトくらいありますから、無線LAN経由でコピーしても数時間かかった模様。寝てしまったので正確にはわかりません。
壊れたコンピュータも購入してまだ1年半くらい。富士通のごついA4ノートなのです。頑丈だと思って買いましたが、どうやら全体が重過ぎて部品に負担がかかっていたようです。確かにサイズの割りには画面を支えるヒンジの部分が華奢です。
多分普通にデスクトップ代わりに使っているくらいなら大丈夫なんでしょうけど、僕は毎日2度移動させていますし、出張にも3.5キロのこのコンピュータを持ち歩いていました。かなりハードに使っていましたから、通常の使用で想定される限度を超えたのかもしれませんが、東芝をはじめとする他社製コンピュータを見てみたら、ヒンジはもっとしっかりと作ってありました。
富士通のコンピュータはキー配置なども気に入っていたのですが、しかたありません。
新しいコンピュータに必要なプログラムなどをインストールしなおす間だましだまし使って、修理に出しました。
コンピュータを新しいものに変えて作業を進めていたら、今度はフィルムスキャナーが壊れてしまいました。なぜフィルムスキャナーかと言うと、デジカメを購入する前はほとんど一眼レフにスライドフィルムで写真を撮っていたからです。WEB用とTシャツ用に昔のフィルムをスキャンしていたのですが、どうも連続して使いすぎてへたってしまったようです。こちらはまだ保証期間内なので、これも早速修理に出しました。
うーん。パソコンや周辺機器をハードに使いすぎてるかな。「家庭用レベル」の使用限度は確かに超えているかもしれないので。
さて今回はこちらをクリックしてください。ValueCommerce のサイトなので、ひょっとするとまぐまぐにURLを変えられちゃうかな。アフィリエイトリンクではありませんが。
http://www.valuecommerce.ne.jp/know/osusume/011kotu3.html?link_id=cap
これは「ネットショップ&アフィリ」という雑誌に載った、うさぴさんという、情報商材も出しておられるアフィリエイターの方の記事です。僕の記事も以前同じように ValueCommerce に載りましたね。ホームページへのリンクもあったので「SEO効果があるか!」と思いましたけど、ほとんど影響ゼロでしたね。
それはともかく、うさぴさんの記事です。
「その道の”専門店”を目指す」
と題して冒頭に書かれていることをじっくり読み直してみてください。怪しげな情報商材ではなく、全うなアフィリエイトで継続した実績をあげている人の言葉、ノウハウですよ。
「テーマを絞れって書いてあるけど、別に特別なノウハウは書いてないじゃないですか」
と思われるかもしれませんが、この特別じゃないこと、が非常に重要なんです。
さてでは、よーく読んでください。この記事の中に、SEOのことは書かれているでしょうか?
「トラックバックを送ろう」
「コメントを書き込もう」
「検索エンジンに登録しよう」
「相互リンクを申し込もう」
一言も書かれていませんね。ブログの話は出てくるのに。
高額報酬の商品を紹介して、トラックバックで集客…なんてまったく書かれていません。いや、お見事な潔さ、だと思うのですが、昨今まさにこの重要性を僕も感じているのです。
「思いつきで、「今日はスイーツ」「明日はDVD」「あさってはダイエット」とやってしまうのが、典型的な失敗例。」
これもたぶんブログを意識したコメントだとは思うのですが、ブログからはほとんど利益を出していない僕も同様。特に今年4月ころ以降の Google の変化で売り上げを落としているサイトは、「専門店じゃないところ」なのです。
「Google はアフィリエイトを排除している」
というのは多分事実でしょう。そしてそれに付け加えるならば
「テーマ性のないサイトはもっと排除している」
と言えるのではないでしょうか。
僕の管理するサイトの中に毎月20万から30万円の利益をあげているところがあります。これは3年前、いやもう少し前だったかに作ったサイトで、僕の得意のツールも使えない、PHPなどが使えないインターネット接続プロバイダーが提供する、いわば「おまけのWEBスペース」です。
このプロバイダーと契約した当時は、レンタルサーバーなんて高嶺の花で、個人が使うオプションとしては全然認識していなかったのです。容量は当時としては大容量の50メガ。最近のレンタルサーバーなら、200メガとか500メガが普通ですからかわいいものです。
ここは当時まだひとつのサイトにいろいろなコンテンツをぶち込んでいた僕には珍しく、統一したテーマで構成したサイト、しかも検索エンジンに嫌われそうな、全ページにアフィリエイト・リンクがあるようなサイトです。初めてアフィリエイトのためだけに作ったサイトと言ってよいです。
しかし、最近の検索エンジンの変動に耐えて、競争の激化からか、多少の減少はあるものの、ここ1年くらいは報酬は大きく変わっていません。
ブログ?そんなものはありません。ですからもちろんトラックバックなんてできません。検索エンジン?登録した覚えはありませんし、広告サイトですから YAHOO カテゴリーなどにも登録されていません。相互リンク?ひとつもありません。ランキングサイト?使っていません。何年もたつのにページランクはトップで3しかありません。独自ドメイン?独自のサブドメイン名すらありません。リスティング広告?使っていません。メルマガ?ありません。
情報商材などで「やれ」と言われていることをほとんど何一つやっていないサイトで継続的に30万の報酬です。なぜ?
やっているのは、統一したテーマ、つまり専門店を、長く維持していることだけ。本当にそれだけなのです。
そして最近またテーマ性の高いアフィリエイト・サイトを作ってしまいました。
ここはカエルグッズの紹介をするサイトです。今のところアクセスは1日10人弱という寂しい有様ですが。ここで何をするかって?もちろんカエルグッズは継続して紹介していきますが、そのうちにオリジナルのカエル柄のTシャツを作って販売しようと思っているのです。
ちなみにこのサイトの商品は、楽天市場ツールを改良して表示しています。ですから各ページにはキーワードの設定さえしておけば、商品の更新は自動で楽チン。でも時々商品がない、ということが起きていますけどね。
さてこのカエルサイト、むき出しのアフィリエイト・サイトですから、検索エンジンでの上位表示はなかなか難しいかもしれません。でもロングテールなら狙えます。「カエルのネクタイピン」なんていうページがあるサイトは多くはないでしょうから。え?そんなもの探している人はいるのかって?まあ、月に数人程度なら…
テーマ性が高いサイトを作ると、そのテーマをキーワードとして評価が高くなることもありますが、今ではそれよりも、キーワードの組み合わせが増えて、ロングテールが狙えるメリットが意外と大きいのではないかと思います。
もしこれを「アニマル・グッズ」なんていうサイトにしていたら、「カエルのネクタイピン」という超ニッチのキーワード設定はできないでしょう。逆に「アマガエル」なんていうサイトにしたら、商品は少なく、設定できるキーワードも限られてきます。まあ、ほどほどのサイズの言葉、ということですね。
実を言うと前述の成果を出しているサイト。これも多分ロングテールがヒットしているのだろうと思います。「だろうと思う」というのは、アクセス解析とかかけてないので、実際のところが把握できていないのです。このサイト、ビッグワードで試してみても、検索エンジンでまったく表示されないですしね。
なぜアクセス解析をかけないかって?以前成果を出しているサイトにアクセス解析をかけたら、データ量が半端じゃなくて、サーバーへの負荷がとんでもないことになってしまったのでやめたのです。
スパマーに成り果てるアフィリエイト初心者が多い中、読者の皆さんは方向を考えたほうが良いですよ。長期的にはうさぴさんのようなオーソドックスなアプローチがきっと生きます。
今すぐ儲ける手段を考えるのではなく、数年後に毎月まとまった利益をもたらし続けていてくれるようなサイト作りを目指しましょう。
僕が作るツールは、巷に出回る「アフィリエイト自動化ツール」のようなものとは違って、自分でキーワードを設定する仕組みになっています。なぜこのような仕様にしてあるかと言えば、自分が選択するサイトのテーマにより良く合わせるためなのです。そしてコンテンツのあるページに埋め込めるような仕様にしてあります。
カエル・グッズのサイトなら、あるページは「カエル ネクタイピン」をキーワードとして設定してあります。他のページは「カエル Tシャツ」です。このようにしてキーワードの組み合わせを使って各ページに特徴を出すと同時に、全体をカエルでまとめているわけです。
つまり、サイトの戦略を持った上で、省力化できるところは省力化する、という方針です。
ブログも、アフィリエイト自動化ツールも、トラックバックも、相互リンクもツールです。ツールは戦略をもって使って初めて意味を持ちます。「ブログを使えば成果が出る」「自動化ツールを使えば成果が出る」「トラックバックを送れば成果が出る」「相互リンクをすれば成果が出る」ということではありません。
まず何を求める人に、どのような情報や商材を紹介するのか、それをイメージして、後は合理的にサイトの内容や構成、そして使うツールを考えましょう。