ドロップシッピングどうしよう

■ ドロップシッピングどうしよう ■

こんにちは。tanzan です。

つまごいコンサートNHKのBSで見ましたけど、拓郎は31年前のコンサートの時よりも良かったですねえ。人生を歌う歌が多いけど、やはり還暦を迎えた人が歌うと実感がある…。

今回はまずこのサイトを見てください。

http://kijiya.banabana.com/

その名も「生地屋」という服地を扱うサイトです。サイトのドメイン名は…

banabana.com ですから、そう、このメルマガのベースを置いている「アフィリエイトの達人」サイトと同じです。ということは、もちろん自分で運営しているサイトです。

この「生地屋」で扱っているのは、生地を織っている会社(機屋さん・はたやさんといいます)などの半端品を預かって格安で販売しているのです。生地は大手アパレルへ卸しているものなのですから、確かなものです。

今まではこうした半端品は、専門の業者に二束三文で渡すしかなかった、というものですから、機屋さんとしては原価程度でも売れれば今までよりも良い、ということになります。

そこでわが社で預かって試験販売をしています。アフィリエイトではなく、実際に生地の販売を行っています。

とは言ってもごらんになればわかりますが、商品数は少ないですから、まあ、たいした売り上げにはなりません。ではいくらくらいの収入になっているのかと言うと、今月1ヶ月で22,850円です。

「何だ、そんな程度か」

そう、そんな程度ではありますが、売った件数は10件に満たないかと思います。

つまり販売1件あたり2000円から3000円くらいの利益が出るわけです。

実際には品数が少なすぎて「せっかく買う気なのに欲しいものがない」というパターンが多そうなので、品揃えがよければもっと売れるでしょうね。これだけで生活できるか、というと、それは少々疑問ですが。

さてこの端切れビジネスのマーケットの大きさはともかく、1件あたりの利益に注目してください。商品あたりの利益率は50%あまりです。これはもちろん、業者さんのほうが「処分をしたい」ということで利益を乗せていないのも理由ですが、利益率50%。

アフィリエイトでこんな利益率があるのは、「とにかく短期に売りまくろう」という感じで原価がほとんどゼロの情報商材か、怪しげなサプリメント、といったところでしょうか。

アフィリエイトだと普通のお店の商品を扱っての報酬は1%から5%が多いです。では実際に商品を仕入れて売る場合だと…お察しのとおりこの10倍です。

だからお店のほうがアフィリエイターに報酬を払っても売りたいわけですね。当たり前のことですが。

つまり同じAという1万円の商品を販売したとして、アフィリエイトの報酬は100円。販売店として売ると利益は3千円。まあこれはちょっと大げさではありますが、そうした差があるのです。

しかし、普通のお店には高い利益率に見合うリスクもあります。それは在庫です。普通のお店は先に商品を仕入れて代金を払います。Aという商品の仕入れ値が7000円だったら、100個仕入れるには70万円を先に払わなくてはなりません。1万円で10個売れたとしましょう。手元に入ってくるのは10万円。差し引き60万円の赤字…となるかと思うと、税務上はそうではなく、3万円の黒字扱いになり、売れていない分は7000円x90個で63万円分の財産、つまりお金を手元に持っている、という扱いになってしまいます。

実際には在庫は売れなければ何の役にも立たないわけですから困り者です。売れ行きが悪かったら、初期投資を取り戻せずに行き詰まる、ということになってしまいます。

単純に考えて見ましょう。1ヶ月の家族の生活に必要な収入を30万円とします。利益率30%の商品だと必要な仕入れ代金は100万円になります。100万円は先に払
わなくてはなりませんし、予定した数量売れなければ、生活が成り立たない上に、仕入れるのに借入れでもしていたら借金が残ってしまいます。

一般的にリスクとリターンは見合うもの、とされています。リターンが高いものはリスクが高く、リターンが低いものはリスクも低い、ということです。

つまり、実際に仕入れて販売するのはリターンもリスクも高く、アフィリエイトはリターンが低い分だけリスクは低い、ということですね。だからアフィリエイトに高リターンを望むのは欲張り?!ということになります。

今まではこの高リスク高リターンで自分で商品を仕入れるか、低リスク低リターンでアフィリエイトをするか、というのが選択肢だったのですが、ここに来て現れたのが中リスク中リターンの業態、それがドロップシッピングだと思います。

ドロップシッピングと言っても、実際には自分で値段が決められるほかはほとんどアフィリエイトと同じ、という仕組みを採用しているところもありますが、本来のドロップシッピングは、サイトのオーナーが販売などに責任を持つことになっています。

ドロップシッピングの場合はアフィリエイトと違ってシステム利用料がかかるところもあります。もちろん、まとまった数量を実際に仕入れる時ほど、仕入れ値も安くはならないことでしょう。卸のほうで在庫を持つ、というリスクを引き受けるわけですから。それでも1万円の商品を売っての利益が100円だったものが1000円になれば、大きな変化です。

逆に、今までは1万円の収益を上げようと思ったら100個売らなくてはならなかったのが、10個ですむ、ということです。単純に考えて集客が10分の1ですむ、ということですから、無理なSEOとかやっているよりも、サイトの充実を図って、売れる工夫をするほうが良い、ということになるでしょう。

ではアフィリエイトとドロップシッピングとどちらが良いか?正直、比較には意味がないと思っています。言えるのは、実際に自分で仕入れる、というオプションまで含めて、僕らの選択の幅が広がった、ということではないでしょうか。では僕がドロップシッピングをすぐに取り入れるか…と言うと、しばらくは様子見でしょうか。とりあえず登録してどのような商品があるのかくらいは見てみたいと思っていますが。様子見の理由は、ドロップシッピングで儲ける人が本当にいるかどうかを見極める、ということではなくて、新しく始まったサービス、仕組みなので、サービス提供会社や卸の側のシステムがきちんと機能しているかどうかを見定めたい、ということです。