300万が10万に

■ 300万が10万に ■

こんにちは。tanzan です。

いやあ、ValueCommerce のインターフェースが改良されて使いやすくなりましたねえ。「広告スペース」という独特の概念は残したままで、バナーや広告を見ながらリンクが作れるようになりました。これはすごいです。

今までは ValueCommerce でリンクを作ろうと思うと結構憂鬱だったのですが、ぽこぽこ作れてしまいます。

「まぐぞう」で配布していた Google Adsense に関する無料レポートをやめました。理由は二つ。

一つはレポートを書いた時ほど広告の単価が得られなくなってきたこと。つまり情報が古くなったことですね。

もう一つは「うっとおしい」から。まぐぞうからのお知らせやら、提携の依頼やら「いい加減にしてくれ」という感じ。

まぐぞうを使い始めたときには一時3千人を超えたこのメルマガの読者も、今は減って2600人くらい。読者を増やす工夫を全然していませんから減る一方です。相互紹介の依頼とかもほとんど断っていますしね。

でも、何か買わせるつもりで読者をがむしゃら集めるっていうのは嫌ですねえ。

Tシャツはほとんど売れていないのに画像作成用に Adobe Photoshop と Adobe Illustrator を導入してしまいました。この2本のソフト、いったいいくらするか調べてみてください。

これも将来への投資!きっと来年の夏になったらTシャツもバカ売れするに違いない!でも、高いお絵かき遊び代で終わる気もしないでは…

ではこちらの記事をご覧ください。
http://www.affiliateportal.net/affiliatejp/000840.html

かつて月に300万円稼いでいたのに、10万円まで落ち込んだアフィリエイターのインタビューが出ています。この人、アフィリエイトを生計にしているそうですから厳しいですね。ウハウハだったのが、一挙に貯金食いつぶしモードに入ってしまったようです。

原因としてはこの方は「検索エンジン対策の失敗」をあげられています。それはその通りなんだと思いますけど、そもそも「検索エンジン対策で成功」なんて、本当にできるものでしょうか?SEO業者や情報商材の発行者は「できる」と応えるでしょうけど、ちょっと違う意味で。

この方のサイトはいわゆるキャッシングの比較サイトです。検索エンジンというのはもちろん「特定のキーワードで上位に表示される」ことを狙うアプローチです。

キャッシングのアフィリエイトは報酬単価が高くて、1件あたり数千円、高いものだと1万円を超えますから、検索エンジンで上位に表示されれば大きな利益が望めるのも事実。多分、かつてこの方のサイトではそのようなことが起きていたのでしょう。

「キャッシング」「ローン」あるいは特定の有名なキャッシングの企業やブランド名で検索上位にかかれば、相当の利益が見込めます。

でも…キャッシングの比較サイト、世の中に一体いくつあるでしょうか?報酬額が大きいだけに初心者を含め多くの人が同じようなサイトを作って、同じキーワードで競合しています。もちろん、キャッシングを行っている当の企業やら、その関連企業・代理店なども検索上位を目指しています。

そしてキーワードの数。一体キャッシングのサイトで考えられるキーワードはどれほどあるでしょうか?「キャッシング」「ローン」「金利」特定のブランド名…挙げていけばわかりますが、さほど多くはありません。

キーワードが少なく、そして狙う人が多い、ということは、どのキーワードも激戦が予想されます。「検索エンジン対策で成功」と言うは易しですが、誰もが「検索エンジン対策で成功」を狙っていますし、検索エンジンが賢くなってきた現在、とりうる手段は限られていますから、頑張っても上位に表示される可能性は非常に低い、と言わざるを得ません。

SEO業者が頑張っても、SEOの情報商材をいくら読んでも、同じカテゴリーで同じように業者を使ったり、同じ情報商材を参考にしている人がたくさんいたら?

「キャッシング比較」という切り口そのものが、今注目のロングテールとは全く逆の方向にあるように思います。

僕自身、アフィリエイト収入は減らしています。11月のアフィリエイト収入だと、1年前に比べて3割減になっています。前にも書きましたが、個別に見ていくと、たとえば楽天の収入は10分の1です。アマゾンは3分の1。物販が主体のリンクシェアは半額です。

この原因は、競争の激化もありますが、検索エンジンの変化がやはり大きな要因です。要はアフィリエイトだけのサイトのようなところの排除ですね。

Google Adsense の売上げも10分の1になっていますが、この理由は「規約違反がある」と指摘されて、広告掲載そのものを相当落としてしまったことと、昔からある稼ぎ頭の情報サイトを更新していないためか、アクセス数が減ってしまったことによります。

それでも全体の減少がキャッシング・サイトのオーナーのように30分の1ではなく、3分の2でとどまっているのは、最初からロングテールによる利益構造が主体であったことと、複数サイトの運営だと思います。

僕自身、右も左もわからない状態でアフィリエイトを始めましたから(当時は何も情報なかったですからねえ)、特にロングテールを意識したわけではなかったのですが、3年以上前に偶然そのようなアプローチをとっていたのです。

ですから、稼げなくなったキーワードが結構ある一方で、しぶとく生き残っているキーワードもあるのだろうと予想しています。「予想している」と書いて、断定できないのは、一番売上げが多いサイトではアクセス解析をかけていないからです。理由は、それをやるとサーバーへの負荷が高くなりすぎるから。

それと、以前からあるサイトがここ1年で軒並み売上げを落としているのと同時に、新たに立ち上げたり広告を導入したサイトで11月に千円以上の利益を出したところが7つあります。

千円、というのはいささか小さい数字ですが、まあ、サーバー代などを払っても黒字という意味ですね。ぎりぎり千円を超えるサイトもあれば、2万円を超えるサイトもあります。

「え?アフィリエイトの達人を名乗っているのに、1サイトの収入が2万円?」

情報商材とか、アフィリエイトのノウハウを謳う本に比べると随分控えめな数字であることは確かです。キャッシングとか、出会い系とか、アダルトとか、単価が高いのはほとんどやっていませんからね。報酬単価が安い商材で大儲けする、なんていう情報商材はいまだ見たことがありません。

そして僕自身、2年前にサイトをいくつか立ち上げた時は、けっこう数ヶ月以内に5万とか10万超えのサイトになりました。しかし今は容易ではありません。いや、容易でないどころか、普通の商材を扱っていたら相当困難です。

それはともかく。1サイトの収入が2万円ということは、1件の報酬を平均50円と仮定すると400件の成果。400件の成果を出すためのクリック数は…そのクリック数を生み出すためのアクセス数は…と考えていくと、結構な数になることがわかると思います。

つまりテーマを選び、欲を出さなければ、人が集まるサイトを構築することは今でも可能だ、ということです。ただ収益モデルが変わってきているのです。

以前のように利が高いにもかかわらず競争が楽だった時は終わり、利が薄いけど競争が少ないテーマ、検索数は少ないけど上位に食い込めるキーワード(いわゆるロングテール)などを積み重ねていくのが着実な方法になってきているようです。

僕が考えているのもこの線で、とりあえず黒字になるくらいのサイトを、次々にリリースしているところです。2万円稼げるサイトを100個作れれば、200万円ですからね。

「一人でそんなに管理できない!」

分業すれば良いのです。5人でやれば一人当たり40万円。欲張って200万円独占する必要がどこにあります?ある月に200万稼いでも続かなければそれは博打。40万ずつでもずっと続けばビジネスです。

そして一人当たりのサイト数も20ですから、1日一つずつ手を入れていればまず大丈夫。いったん作ってしまえば、の話ですけど。

今思えば、かつてのスーパーアフィリエイターたちは、アフィリエイトに本格的に取り組む、という、他の人たちがまだ手をつけていないことを先駆けてやったがゆえにスーパーになったのだと思います。

情報がいきわたり、多くの人たちが同じ商材、同じ方法を目指している現在、同じ方法を続けていてスーパーになれる可能性は限りなく小さいのではないでしょうか。

要するに「人とは違う」ところにしか大きなチャンスはない、ということですね。そう考えると、アフィリエイトという仕組み自体が既に「普通」になってきて、差別化ができなくなってきている気もします。

僕の知っているスーパーアフィリエイターたちは、1年以上前から既に「多様化」を口にしています。それは単にアフィリエイト用のサイトの多様化だけでなく、「アフィリエイト以外のオプション」を検討する、という意味です。

Tシャツ、売れてくれないかなあ。