基本の積み重ね

■ 基本の積み重ね ■

こんにちは。tanzan です。

あいかわらず情報商材とか、自動ページ作成ツールの広告依頼が週にいくつも入ってきます。本当にしつこいですね。この人たち。僕はインターネット上にごみページを増やす手伝いは一切いたしません。

「紹介しない」と何度も書いているのに、「メルマガでいつも有益な情報ありがとうございます」なんて言ってくる人が多いです。でも具体的に何が有益だったかは全く書いてありません。僕のメルマガを読んでいないことバレバレですね。

本屋さんに行ってきました。最近はマーケティングとかWEBビジネス関係の本や雑誌のコーナーを見ることが多いのですが、今回は本屋さんをぐるっと一回りしてきました。海外出張の時に飛行機の中などで読む本を探していたのです。

改めて、すごいですねえ。何がって?分野がです。本、つまり情報として売られている分野はものすごい数です。これらすべては本来WEBのコンテンツにもなるはず。

いくつかアイデアを貰いました。かつてとても興味を持っていたのに、今は忘れていたこともいくつか思い出しましたし。ネタは無数にある、ということですね。

最近ご他聞に漏れず、僕のアフィリエイトの成果も頭打ち、むしろ減り気味なのは何度も書いています。1年前の同じ月と比較すると、明らかに減少…。

対策としてサイト数は増やしていますが、大きな成果を出すサイトはなかなか作れません。

そこで最近多いアフィリエイト関係の本なども立ち読みしたりしているのですが、やっぱりほとんど参考になりませんね。例によって「1年で1千万以上の利益」とか「3ヶ月目で50万円」とかの著者に皆さんの手になる本なのですが。

僕もそうなのですが、一度大きな成果を出せたとしても、簡単にできて、再現性のある「まともな」大技はもうほとんどないんですよ。

「毎日1万ビューあるコミュニティサイトを作る」なんていうのは容易ではないですし。

各アフィリエイト本の著者さんたちが嘘を書いているわけではなく、僕が書いてもさほど異なった内容にはならないだろうと思います。自分でやっても二匹目のドジョウはもういないのですから。

基本を押さえるという意味でアフィリエイト本は初心者の人たちには役に立ちますが、もう一歩上を目指す、という人への情報にはなかなかならないということでしょう。

じわじわと減りつつある収入を下支えするためのヒットサイトを生み出したいとは思うのですが…どうやら、やはり基本に忠実に少しずつ積み重ねていくしか、手はないようです。

成果=訪問者数Xクリック率Xコンバージョン率X報酬額

結局この式に戻るんですよね。このどこかが上がらなければ成果は上がらないし、どこか一つでも限りなくゼロに近ければ、成果はゼロに限りなく近づきます。

がむしゃらに訪問者数を増やそうとする極地がSPAMですね。人の迷惑顧みず、ただひたすら迷惑メールを送る、迷惑トラックバックを送るなど。

さらに、ブログや掲示板にくだらない書き込みとURLを残してくる、意味不明の相互リンクを申し込む、ランキングサイトや個人が運営する検索エンジンに頑張って登録するのも訪問者数を増やすため、でしょう。

でも、こうした試みの多くは訪問者数の増加に大して寄与しないばかりか、訪問者があったとしても、関心が薄い人たちがほとんどになりますから、クリック率やコンバージョン率は低いものになります。

検索エンジンの機能は「キーワードでひっかける」ことだと考えられがちですが、もっと重要なのは「キーワードでふるいにかける」ことでしょう。

ただ見て貰ってうれしい自己満足サイトであればできるだけ大勢に来てもらえれば良いだけですが、ビジネスの場合は潜在的に商品を購入するかサービスを利用する可能性のある人だけが来てもらえれば本来良いのです。

キーワードを使うマーケティングはそれができるのです。がむしゃら多くの人に来てもらうことに意味があるわけではありません。

実は僕のサイトで一番まとまった成果が出ているところのクリック率、これは表示された広告の数に対するクリック率ではなく、訪問者数に対するクリック率ですが、50%くらいにもなります。

どのようにしているかと言うと、キーワードはずばり商品名です。商品名で調べている人が一番興味を持っている、という当たり前のことですね。サイトのトップページへのリンクなんていくつ作ってもこうは行きません。

そして各ページには、複数の選択肢を用意してあります。先日紹介しましたが、商品の購入ページへのリンク、クチコミへのリンク、そして、同じカテゴリーの他の商品の検索結果へのリンクなどが、短い解説文にはさまれて出て来ます。

こうした複数のリンクの合計でクリック率50%にしているわけです。

もちろん僕のサイトを開いてすぐに「あ、これは違う」と閉じてしまう人も相当数いるでしょう。クリックしない50%前後の人たちが該当します。そうした人たちを繋ぎとめるのは至難の業。

それよりも、とりあえず読み始めた人に、どこかでリンクをクリックしてもらえる方法を考える方が効率が良いと思っています。まあ、「閉じるボタン」を選択する代わりに、リンクのどれか一つをクリックしてもらえるように工夫する、ということですね。

これはクリック率を上げるための工夫。キーワードで訪問者を絞って、複数の選択肢を提示する、というやり方です。

「商品名をキーワードにして、訪問者は確保できるの?」

ごもっともな質問です。最近はいくらSEOを施したとしても、メジャーなキーワードを使っては非常に難しいです。ですから、ページごとの訪問者数は非常に少ないのです。

そこでやっているのが、しつこく書いていますが「ロングテール」つまりはニッチを狙うこと、そしてページ数やサイト数を増やすことです。

一つのページ、つまり非常に狭いキーワードのページへの訪問者を画期的に上げる方法はほとんどありません。SEOをいくらやったって、ニッチでロングテールですから、元々そのキーワードで探している人が多くないのです。

「検索エンジンの1ページ目の上位に掲載された!」

なんて喜んでいたところで、その検索結果を見る人が一日10人しかいなかったら…。

でも上の数式は各サイトや各ページごとに成り立ちますから、多くのページやサイトを持つ、ということは

成果A+成果B+成果C+・・・

という感じで成果の合計を増やそうという魂胆と言えます。一つ一つの成果は小さくても、ちりも積もれば作戦、ですね。

一日10人しか見ない検索結果でも、それが100あったら、もう千人。1割呼び込めれば100人の訪問者です。

ではコンバージョン率はどうやって上げるか。これもキーワードを絞り込んでいると、あとはさほどできることはありません。知名度が高いお店を紹介しておくことくらいでしょうか。

もちろん宣伝文をうまく書くとかで効果が上がる場合もありますが、それはキーワードがどれくらいの関心の程度の人を主に引き寄せているかによって違いますから。

あともちろんクリック報酬の広告を使うことですね。これなら小額とは言えどもコンバージョンは100%。そして便利なのはやはり Google Adsense です。

Adsense に関しては、とにかくページを増やせば良い、Google が違反と見抜かなければ良い、ということで、自動的にページ数を増やすツールや方法を商材としているケースが多々あります。

でもそんなページ数だけ増やしたところで、検索をかけてくる人は馬鹿ではありません。訪問者が多く、コンバージョンが高いのは、僕の経験からは、やはりコンテンツのしっかりしたページです。

利益を出しているアフィリエイターそれぞれにスタイルがあります。僕のスタイルは主に二つです。

一つは商品名をキーワードにして、商品情報を表に出しているページをたくさん作ること。楽天アフィリエイトツールなどはそんな時に便利なのです。1ページごとの訪問者数は少ないですが、クリック率やコンバージョンは絞込みができているので高めになります。それを積み重ねるのです。

もう一つはコンテンツを濃くして、Adsense などを表示するタイプ。コンテンツは必ずそれに合う商品があるとは限りません。そんな時にはやはり Adsense は便利なのです。

アフィリエイターも普通のお店も、売るべき商品やサービスがない情報はあまり扱っていません。ですから、そうした分野で濃い情報のあるサイトを作れば、意外に訪問者は確保できます。

例えば僕のサイトだと、ある料理のレシピのページに一日に数十の訪問者があります。問題は、レシピだとそれ自体が解決策みたいなものですから、それ以上売る商品がないこと。

その料理の作り方を手っ取り早く知りたかった人は、いくら料理本を紹介しておいても、必要な情報は既に手に入れていますから、なかなか買ってはくれません。

そんな時には、買ってもらえなくても利益になる Adsense はやはり有効なのです。クリック率が多少低くても、今度は1ページあたりの訪問者がそこそこありますから、毎日必ずクリックされています。

数ページのレシピコーナーで Adsense が稼いだ利益は、先月約20ドルでした。少ないですけど、1年続ければ万単位の額になります。下手にアマゾンのレシピ本を薦めるよりも、利益を出すのは容易です。

というところでちょっと中途半端な気がしますが、時間が来てしまいました。明日からアフリカ出張なのです。次の発行は多分3月半ば以降になります。