がっかりさせないように

■ がっかりさせないように ■

こんにちは。tanzan です。

まず今回は珍しく広告がトップに入れてあります。中身がわからない情報商材の広告は掲載しませんけど、リンクシェアが協賛しているセミナーの広報なら間違いはなかろうと判断しました。そしてかなり絞り込まれた内容ですね。

レーシックなどに興味がある方はどうぞ。

さてこれを書き始めたのは南部アフリカの某国。一応ホテルには有料の無線LANがあるのですがネットの状況が悪くて繋がったり繋がらなかったり。また繋がっても速度はダイアルアップと同じ程度。それでもアフリカでインターネットが使えるのですから、以前よりはよいですけどね。でもとてもサイトの更新ができるような状況ではありません。

1時間以上もかかって2月分のアフィリエイト成果にざっと目を通しましたが、いやあ、悲惨ですねえ。巷でしばらく前に噂になっていた昨年12月のYahooの変化ではあまり影響がなかったようなのですが(多分ブログが少ないので)、全体としての落ち込みは厳しいものがあります。

正月後の毎年この時期は年間最も落ち込む時期ではあるのですが、今年は特に厳しいです。

僕の場合、昨年4月頃の Google の大きな変更では相当あおりを食らいましたが、全体としては「一挙に落ち込む」のではなく、「じわじわと下がっている」のです。言い換えれば「じわじわと順位を下げている」でしょうか。

理由として考えられるのはライバルサイトの増加、各ECサイトのSEO強化、そしてリスティング広告の普及などでしょうか。検索結果の上位によい広告が表示されてしまいますからね。

こちらもリスティング広告を使って…と行きたいところですが、さほど報酬の高くない「まともな商材」を沢山売る、という形でやってきていますから、リスティング広告を使っても大きな利益になる可能性は低く、厳しい戦いです。

サイトによっては表示回数が維持されている、あるいは増えているところもあるのですが、そのようなサイトには適切な広告がないのです…。だから収入的にはわずか。

そして3月3日雛祭りの日に、3年余り継続していたアマゾン毎日売上げが途切れてしまいました。3年間毎日何らかの商品が売れていたというのも考えてみれば我ながらすごいとは思いますが、やっぱりちょっとがっかりですね。

今年に入ってから1日1点しか売れない日が時々あったので「やばいなあ」とは思っていたのですが。

アフィリエイトで生計を立てるというのは、どんどん厳しくなってきているように思います。

1月3日号でアマゾンで今年から使われている13桁のISBNが検索キーワードとして使えない、と書きましたが、アマゾンの方から対応が発表されています。

WEBサービスを利用されている方は以下のような設定をする必要があるようです。

Operation=ItemLookup
IdType=13桁のISBN(ハイフンは入れない)
SearchIndex=Books(またはForeignBooks)

返ってくる値の中だと、EAN とあるのが13桁のISBNに該当します。

前回メルマガを配信したら読者のお一人から「自動ページ生成プログラムを買うかどうか迷っている」というお便りをいただきました。実は僕も興味はあります。ただし僕の場合、どんなプログラムを使って何をしているかに興味があるのですが。

自動的にページを作る、と言っても、実は一通りだけではありません。だいぶ前から、データの表をCSVファイルか何かで食わせると、データの数だけのページを作り出す、というソフトも売られています。

実はこれ、僕も同じようなものを作っています。そして、データを自動的に作ったページに埋め込んで表示する、という意味では、ほとんどのネットショップがやっていることと大差はありません。

ネットショップの場合はその都度データベースからデータを読み出してきてページに埋め込んで表示する、いわゆる動的な手法をとっているのに対して、データに基づいてページを作っておくのは静的な手法をとっているという違いだけです。

食わせるデータがまともであれば、何の問題もありません。アフィリエイトサイトが実際の店舗のデータを使う場合、目新しい情報を加えることができなくて、さほど価値あるサイトにならない、ということは言えるかも知れませんが。

でも、訪問者は情報をアフィリエイトサイトで得るか、本家本元で得るかの違いだけで、情報には嘘はありません。

ところが、特に Google Adsense 狙いでページを大量に作る、というツールは、キーワードやフレーズを組み合わせて機械的に文章を作るものが多いようです。

これはどういうことか?機械が作る文章であっても、Google のプログラムにはそれが機械によるものか人の手によるものかの判別は付かず、SPAMとみなされにくい、というのが味噌になっているようです。

でも考えてみてください。このようにして作られたページが騙しているのは、Google のプログラムだけでしょうか?もちろん目的は作った本人にさえ書かれている意味がわかっていない(意味なんてないんだけど)ページに訪問者を呼び込んで、広告をクリックしてもらうこと。

検索をかけている人は「自分に価値のある情報はどこにあるのだろう?」と探しています。そのような人が機械が吐き出した文章を読まされたとしたら?そう。騙しているのは人なんです。

人を騙してまで Adsense で皆さんは利益を出したいでしょうか。

結局トラックバックやコメントによるSPAMも同根、むやみやたらと相互リンクを申し込んでくるサイトも同根でしょう。

「相互リンクは検索エンジン対策だから」

とリンクを貼っておいたら、訪問者は当然「関連する情報が得られる」と思ってリンクをたどることでしょう。でも、リンク先が単に検索エンジン対策としてリンクされているだけだったとしたら?

無意味なページを量産するのに比べれば、悪気があってするわけではないでしょうけど、結果としてやはり人を騙すことになります。

つまり検索エンジンのほうだけ見て対策を考えていると、結果として訪問者を騙していることになってしまうわけです。そして、それこそ検索エンジンも最も嫌っていることになります。見つかったら Google Adsense の口座が閉鎖、当たり前ですね。

アフィリエイトがビジネスなら、ページへの訪問者はお客様。ということは、お客様を欺くということ。多分ほとんどの人は、実社会においてはお客様を欺こうとは思わないと思います。できれば気に入ってもらってリピーターになってもらうことを目指すでしょう。

ところがその同じ人が、アフィリエイトの場合には、できるだけ欺こうという行動をとってしまうのですから不思議です。お金を払ってまで欺く方法を習ったりして。まあそれで本当にいくばくかの利益になってしまうことがあるのが問題と言えば問題ですが。

最近僕、というか当社が作っているサイトは、ショップ側から提供されるデータを利用した昔ながらの「浅いサイト」も継続はしています。提携依頼も来ますしね。ASPさんから依頼が来たら、とりあえず前向きに検討してお付き合いするのも重要なんです。

でもこういうサイトは、先に「商品が決まっているサイト」です。ですから深みはなかなか出しようがありません。今日も今から、「ぜひ提携を」と言われているネットショップへのリンクを一つ作ろうと思っているところです。結果はさほど期待していませんけどね。

その一方で、何度も書いていますが広告が全くない、あるいはほとんどないようなサイトも作っています。こういうサイトは「濃い」ですよ。ニッチですから、訪問者は日に数十人とかですけど、一人当たりのページビューが5ページから9ページくらいになっています。滞在時間が数十分とか。

つまり来られた方はじっくり読まれている、ということですね。

もちろん掲載する商品広告は最初には決まっていません。サイトを先に作ってイメージが湧くのを待っているという状況です。

こうしたサイトには原稿料を払って書いてもらっているものもあります。

今仮に、怪しげな自動ページ作成ソフトの値段が25000円だったとしましょう。僕の会社では原稿料には大体1ページ千円をお支払いしています。となると、これで25ページ分。

コンテンツリッチなまともなサイトで25ページあったら、うまく行けば結構な集客になります。例えば約20ページの、とあるサイトは、うまい広告が見つからないので Adsense 頼みですが、それでもここのところ、月に2万円以上の利益を出しています。

試してみればわかりますが、自動で作った中身のないサイトから上がる利益は、ゼロではないにしろ微々たるものになるでしょう。自分がそんなサイトに行き当たった時にどのような行動をとるか考えればわかります。

同じ投資をするのであれば、他人を騙す投資よりも、他人に喜ばれる投資の方がずっと良いのは明らかだと思います。