売っちゃいけない

■ 売っちゃいけない ■

みなさんこんにちは。tanzan です。

このメルマガの発行頻度は週刊を目指しているのですが、実態としては「ネタがあって書ける時には続けて出すけど、ないときにはちっとも出ない」が基本です。あしからずご了承ください。

前回・前々回にクリスマスケーキの話を書いたので、何気なく自分のページにも「クリスマスケーキ 予約」を入れてみました。そしたら、2日後に Google検索の4番に表示されてしまい、まともに準備していなかったので、泡を食ってビッダーズの商品画像を入れました。

こんな時に前回紹介したビッダーズのリンク作成ツールは非常に速くリンクが作れるので便利なのです。新規に登録した方、こちらです。(注:既に提供しておりません)

別のページはボージョレーヌーボーで10位にランクイン。こちらも準備していなくて泡を食っているところです。

クリスマスケーキを入れたページは Google のページランク4、でもボージョレーのほうは1なので、こんな競争が激しいキーワードで10位に食い込むとは全然予想していませんでした。

気をつけていなくて失っている機会、というのも、誰にもたくさんあるのかもしれませんね。

また前回「コンテンツと商品ページを分ける」ということを書きました。似たことはあびるさんの本「アフィリエイトでめざせ!月収100万円」にも書いてありますので参照してください。ただし大人気で手に入らないことが多いですが。

でも、逆に僕が書いたのはあくまでも「選択肢の一つとして」です。多くの人が「儲けに繋がるコンテンツがない」「作れない」と言っているのを聞いて「こだわる必要はない」ということが言いたかったのです。

どうも藍玉さんの有名サイト http://www.nayami.jp/ があるせいか、儲けに繋がる良いコンテンツを見つけないと・・・と思われている人が多いように思います。

この例を見ても「コンテンツとしても良くて、しかも儲かる」というものがあれば、別にコンテンツと広告を一体化してもかまわないのは言うまでもありません。

例えばここを見てください。「小論文の書き方」で Google や YAHOO で検索するとトップに出てくるはず、です。

小論文の書き方

これ実は僕のサイトなのですが、ここに掲載してある限られた商品、主に参考書ですが、「論文の書き方」なんていう本を集めた別サイトを作っても意味がありません。こうしたものは、コンテンツとストレートに繋がっていますから、もちろんコンテンツの中で紹介するようにするほうが効果が高いのです。

ただ「オプションはそれだけではない」ということを言いたかったわけですから、「自分のサイトの構成が違う!」ということで悩む必要はありません。儲かっていないなら、ちょっと悩んでいただいた方が良いとは思いますが。

さて本題。

■ 失った時間

さて皆さんは、自分のサイトに広告を貼って利益を上げたい!と考えられているわけです。

そこで「これなら儲かる」という情報が必要なのは、僕も同様で常に探しまくっている、のですが、もう一つ考えていただきたいことがあります。

それは「機会費用の損失」です。難しい言葉のようですが、簡単なことです。

アフィリエイト広告の掲載には多少の自分の時間とインターネット接続料くらいしかかかりません。それが多くの人がこの世界に入る理由なのですが、もちろん「タダ」なのではなくて、皆さんが時間を支払われているのです。

「自分の時間は無料だから・・・」と思われるかもしれませんが、収入が出る商品Aを掲載するのも収入が出ない商品Bを掲載したとしても同じ時間。つまり、「可能性としての損失」を出しているのです。

Aを紹介していれば稼げたはずの1万円を、Bなんか紹介するのに費やしたために失った、という意味ですね。

またホームページのトップは一番目に付きやすい良い位置です。そこに全然収益が上がらない、それどころか実は訪問者に「なんじゃこれ?」と思われているようなバナーを貼っているのは、「儲けが出ない」のではなくて、実際には「損を出している」のです。

こうした「稼げる機会を失っているコスト」を「機会費用」と呼びますが、まあ呼び名は重要ではありませんから、「余計なことをして失っている利益がある」と考えてください。

儲からない広告を出したり、そのためのページを作ったりする暇があるのなら、「儲かる商材はないか」「儲かるテクニックはないか」とリサーチでもしている方がよほど投資としては効果があるでしょう。

もちろん「やってみなければわからない」ことが多いのですが、実は多くのアフィリエイターの方たちがやっている儲からない代表選手がいます。

■ アフィリエイト紹介は儲からない

「儲からない代表」として取り上げるのは、アフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)への登録を促す広告です。

アフィリエイトに興味をお持ちの皆さんは、他の人のサイトを参考にしておられるでしょうし、実際に「アフィリエイトのノウハウ」「アフィリエイト・マニュアル」「アフィリエイトの達人」といった内容のサイトがうじゃうじゃあることをご存知かと思います。

僕のサイトの名前も「アフィリエイトの達人」ですが、このネーミングを使っているサイトは、知っている限り少なくとも3つはあります・・・その一つは僕のサイトよりも有名です・・・僕の方が古くから使っているのに・・・

まあネーミングが安易過ぎるのがもともとの問題ですが。

それはともかく、

そう、ちょっとアフィリエイトをかじった人の多くが、

「何か売上に繋がるコンテンツはないか?」

と考えて

「そうだ、自分のアフィリエイト経験を紹介してそれを利益に繋げよう!」

と考えるようです。

1.アフィリエイトとは
2.ASPの紹介
3.検索エンジンで上位に表示されるには(SEO対策)
4.独自ドメインとレンタルサーバー
5.商品リンクを活用しよう!

なんていうのが大体お決まりのパターンのようですが。売っているのはASP登録、レンタルサーバー登録、そしてアフィリエイト本、などでしょうか。

多分現在このようなコンテンツを含むサイトは、僕のサイトも含めて数百、あるいはそれ以上あることでしょう。

ではクイズです。

仮に500のアフィリエイト紹介サイトがあったとして、すべてSEOをやっているはずですが、Google でトップ10に入れるサイトは、さていくつあるでしょうか?

こうしたサイト中には一生懸命相互リンクを張ったりして頑張っているケースも多いですが、多くの場合無駄な努力に終わっているのではないかと思います。トップページを見苦しくしているだけでしょう。

考えてみてください。数十のサイトと相互リンクをしているところが多いですが、それでみんなで Google の何番まで占めることができるのか・・・

物を売るときの基本は何でしょうか?アフィリエイトも商品販売の一角を担っているわけで、基本的に普通の商店と変わるところはないと思います。

それは「消費者ニーズがある」ということ、そしてその市場のサイズです。

では、ASP登録やレンタルサーバーは、500ものアフィリエイト関連サイトが競って共存共栄が成り立つほど、大きなマーケットでしょうか。

もちろん競っているのはアフィリエイターだけではなく、当のASPやレンタルサーバー会社は、「アフィリエイトを通さない方が利益が大きい」のですから、やはりアフィリエイターのライバルとして自社サイトにSEOを施して頑張っています。

中にはブログのトラックバック機能を使って、SPAM行為までして集客を図っているアフィリエイト紹介サイトもあります。

さて、あなたはこの状況にさらにASP紹介サイトを一つ増やすのが得策だと考えられるでしょうか?

もちろん非常にユニークなコンテンツ、特別な話術をお持ちであれば上位に食い込めるかもしれませんし、また別の利益構造を作ることが可能かもしれません。が、ほとんどのサイトは金太郎飴です。

結局「アフィリエイト紹介ならできる」という「消費者を見ない考え方」で時間を無駄にしている、と僕は考えているわけです。

これが5年前なら、確かにある程度の利益が出るサイトを作ることは可能であったかもしれませんが、今現在、アフィリエイト紹介サイトを新たに作る意味があるとはとても思えません。

この問題は先行するアメリカなどの英語圏でも同じようで、僕が購読している英語のアフィリエイト関係メルマガの著者の人がまとめたノウハウにも、同じことが書いてありました。興味のある方は英語ですが、以下を参照してください。

http://associateprograms.com/affiliate-program-tutorial.shtml

また僕は、何人かの「スーパー」が付くクラスのアフィリエイターの方たちとコンタクトがありますが、ASP登録やレンタルサーバーが利益の柱になっている人は一人もいません。

彼らの利益の源は・・・うぐぐぐ!!!!

はあはあ、首を絞められそうになりました。

話を戻してアフィリエイト本も同様です。これは僕のケースですが、アフィリエイト関連の比較的大きなサイトを持っているにもかかわらず、アフィリエイト本が売れるのは月に数冊。まあこれよりはましなサイトはたくさんあると思いますけど、アマゾンで5%稼いでも月にいくらになっているでしょうね。

一方、僕のサイトで紹介している本には、ほとんど毎日売上が出るものもあります。そう、そのような商品も存在するのです。そして月に数冊売れるものの中には、単価が3万円、という本もあります。

もちろん商品だけでなく、サイトの構成やコンテンツも合わせて売れている、と考える方が良いのですが。でもどちらにより力を割くのが良いか、明らかですよね?一方に需要があって競争が少ない商品がある。他方は需要はそこそこだけど激しい競争がある。

「でもアフィリエイト本売れてるみたいですよ。」

確かに売れています。僕の本(数冊あります)よりはるかに売れています。でも問題は「あなたの利益に貢献しているかどうか」であって、世間のどこかで売れているかどうか、ではありません。

「じゃあお前のアフィリエイター向けのサイトはなんなんだ!」

という突込みがありそうですが、僕の場合は、ASP登録やレンタルサーバー登録を収入の柱とは考えていません。タダで紹介するのはもったいないのでアフィリエイト・リンクをつけてある、くらいのことです。

それに利益の柱は別にちゃんとあります。「儲からなくても良いサイト」なのです。

実際にASP登録からの利益は、月に2千円〜3千円行くかどうか・・・です。それでも損にはなりませんので。えへへ・・・。アフィリエイト紹介をするな、とは言いませんが、これが利益の柱になるとは考えない方が良い、そんな時間があったら別のことをやった方が良い、ということですね。

また僕の場合は別の野望を持ってアフィリエイトのサイトを運営しているのです。野望は野望ですから、野望の常として秘密にしておかないといけませんが。要はアフィリエイトの分野で、ユニークな利益構造を考える、ということですけどね。

また「アフィリエイト紹介サイト」あるいは俗に言う「お小遣い系サイト」までは行かなくても、自分で作ったアフィリエイトを使ったショップのページに、アフィリエイト登録を促す広告を貼っている人も結構います。

これって、一体何なんでしょうね?花を売っているサイトなら、花の広告を一つ増やして、アフィリエイト登録の広告は取っ払いましょう!花のサイトなら、そこから誰かが花を買う確率の方が、アフィリエイト登録をする確率よりもはるかに高いはず。

■ まとめ

「儲からないリンクを張っている(儲からないサイトを作っている)暇があったら、別のことに時間を投資しよう!」

ということで、一般論ではありますが

「ASP紹介サイトのほとんどは儲かっていない」
「努力しても見返りは少ない」

ことを考えましょう。

他にもっとオプションがあるのに、儲からない、そして競争も激しいものを選ぶ必要はないのです。