■ コンテンツの細分化を ■
こんにちは。tanzan です。
ポプラ社が発行する総合学習誌、「月刊ポプラディア2007年12月号」に僕の撮影した写真が掲載されました。アフリカで撮影した動物写真です。謝礼もいただけるそうです。
WEBに自分の撮影した写真を公開しておくと、こんなこともあるのですよ。アフィリエイトだけに絞らず、チャンスは広く取っておいたほうが良いですね。
ホームページに「じっくりアフィリエイト」というコーナーを設けました。
これは最近メルマガで言っている「コンテンツの充実」とか「共同作業にしよう」とかをまとめたものです。
もちろんこれを読むだけでは皆さんのサイトが検索エンジン上位に出るわけでもなく、高額報酬の商品が売れるわけでもありません。そんな裏技は一つも書いてありません。と言う以前に、そんな裏技持っていませんしね。
ですから情報商材として売れるような情報は何もなく、当たり前のことを主張しているだけです。
検索エンジンが情報量豊富なサイトをより高く評価するのは皆さんご存知のこと。特にテキストの量が豊富なサイトは、検索結果でもより上位にランクされる傾向があるように思います。
また普通の人が自分専用のドメインを取得した場合、ドメインの維持費にもコストがかかりますから、やたらとドメインばかり増やす、ということはしません。従って、一つのドメイン、つまりは一つのサイトの中の情報量が増えていくことになりがちです。
そうした一つのサイトの中のコンテンツが、一つのトピックでまとまっていれば良いのですが、実際にはなかなかそうは行かなくなってきます。
「ファッションの情報を入れよう」
「ガーデニングの話を書こう」
「学校用品もニーズがありそうだ」
という具合に、だんだんと種類の違う情報が一つのサイトの中に入りがちになってしまいます。僕が昔作ったサイトなどは、まさにこういう「コンテンツのサラダボール」状態です。
さらに、僕の場合海外勤務や出張も多かったので、各国の話を「海外ネタ」として一つのサイトに入れていました。オーストラリア、アメリカ、ボリビア、ミャンマーの話題が一つのサイトに入っていて、そしてこのサイトは YAHOO カテゴリーに登録されていたのです。
こうなると、確かにサイト全体での情報量は多いのですが、では検索エンジンがこうしたサイトを高く評価するかと言うと、そうはいきません。検索エンジンは、特定のキーワードに対してのコンテンツを評価するからです。
考えてみれば当然ですが、オーストラリアとボリビアと両方の情報を同時に探している人、なんてほとんど皆無のはず。「僕の海外経験」なんていう切り口でコンテンツを集めても、情報を検索する人にも、従って検索エンジンにも、意味はないわけです。
それでも以前は「サラダボール・サイト」であっても、そこそこの集客ができていましたが、ここになって、アクセス数ががくんと落ちました。
実を言うと Google からの来訪者はとうの昔に減っていたのですが、YAHOO からの来訪者も最近になって減ってきました。多分アルゴリズムの変更によるものでしょうけど。
そこで勧めるのが、複数のコンテンツが混ざっているサイトの場合、思い切ってコンテンツを分けて複数の独立したサイトを作る、ということです。できればドメインを分ける方が良いですが、コストがかかりますから、せめてサブドメインのレベルでは分ける方が良いように思います。
例えば旅行サイトでも、以前は旅行サイトの中に自分が行ったところのコーナーを設けていました。下呂温泉のコーナー、山中温泉のコーナー、浅虫温泉のコーナー、というように。
下呂温泉は岐阜県、山中温泉は石川県、浅虫温泉は青森県。同時に探す人はまずいません。「下呂温泉と山中温泉の比較サイト」なんてやっても、ユニークかもしれませんが、訪問者は期待できないですね。
これらは一見全部温泉ですが、ではトップページを「温泉」でまとめたら…まあ「旅行」でまとめるよりは良いでしょうけど、「温泉」をキーワードにして検索結果の上位に出られる可能性はほとんどありません。
では「山中温泉」なら?「下呂温泉」なら?「浅虫温泉」なら?
これでもトップは無理でしょうけど、単に「温泉」をキーワードにするよりは上位に表示されることでしょう。
こうして、過去のコンテンツを独立させる、という作業を少しずつ進めていますし、最近は、最初から独立したドメイン、あるいはサブドメインでサイトを作るように心がけています。