WEBサービスって何?その1

■ WEBサービスって何?その1 ■

こんにちは。tanzan です。

読者の皆さんはご存知かと思いますが、僕はアフィリエイトWEBサービス・ツールというものを開発し、販売しています。このメルマガでも話題にすることがたびたびあります。

ところが、「WEBサービスの話はさっぱりわからない」というメールをいただきました。

確かにプログラミングの話とかもあり、敷居が高いのは事実です。なじみがない人には「何のことやらわからない」のかもしれません。

もちろん自分だけで利用しようとすると、プログラミングが必要ですから大変ですが、どのような仕組みかを覚えておいて、損はありません。僕以外にもウェブサービスを利用するツールを公開している人はいますし、何ができるかのイメージがつかめるからです。

そこで、今回からわかりやすくWEBサービスを解説をしようと思います。記事の一番下の方に書きますから、「この際、WEBサービスが何か、何ができるのか知っておこう」という方は、ぜひお読みください。

前回お知らせしたプレゼント企画は、応募者殺到はないだろうと思ったものの、なんと3名様だけでした。結果的には全プレになってしまいました。

「え?プレゼント?何のこと?」

そりゃ、メルマガの中身をちゃんと読んでないと見落としますよ。

やはり前回書いたアマゾンからの連絡について。アマゾンWEBサービスの仕様変更への対応ですが、プログラムを修正し、何とか動作しました。公開も開始しましたが、自分の環境以外ではテストできておりません。

アマゾン用のモジュールは名称を変更しております。旧バージョンを購入した方には無料でバージョンアップを行いますので、連絡ください。ただし、ご利用のサーバーのPHPのバージョンが 5.2 以上でないと動作しません。

今後は他のモジュールも随時バージョンアップし、PHP 5.2 以上対応としていく予定です。

なお、PHP5 以上だと、ValueCommerce マイリンク・モジュールと、リンクシェア・マーチャンダイザー・モジュールで文字化けを起こすことがあることが判明しました。

お使いの方で文字化けを起こしている場合は、対処しますので連絡ください。なお文字化けの原因は、PHP5で行われた、CSVデータを読み出す関数の仕様変更と、それに伴うバグです。

将来的には、CSVファイルの使用はやめ、Excel でXMLファイルに変換したものを使用する方向にしようと思っています。XML方式が今後のデータ記述方式の標準となると思われますので。

■ WEBサービスって何?その1

皆さんが、インターネットでいろいろなサイトを利用する場合、皆さんの行うことに対して、サイトでは様々な反応を返します。

検索エンジンであれば、検索キーワードに該当するサイトの一覧を表示します。

WEBショップであれば、検索した語や、指定したカテゴリーに該当する商品の情報を表示します。

時刻表サイトであれば、指定した時間や行き先に該当する列車の情報を表示します。

地図サイトであれば、指定した場所(マウスでの移動を含む)を中心とした、地図を表示します。

これらはすべて、サイトを運営する Google やアマゾン、楽天市場やその他の企業などが、あらかじめデータを用意しておいて表示しているものです。

データを探し、呼び出すのに使われているのは、企業が使っているサーバーと呼ばれる高機能なコンピュータに入れられているプログラムです。

つまり、ユーザーが検索キーワードを入れるなど、何らかのアクションをブラウザー上で行うと、ブラウザーが裏で企業のサーバーへ情報を伝達し、サーバーに入っているプログラムがその情報を解釈し、あらかじめ貯えてあるデータの中から該当する情報を探し出して、あなたのブラウザーに送り返します。これが基本的な仕組みです。

Google やアマゾンは、あなたのブラウザーにデータを送るときに、データだけを送るのではなく、あらかじめ用意しておいたホームページのデザインの中に埋め込み、見やすくしてから(さらに広告とかを付け足してから)送ってくれます。

ですから、当たり前ですが、Google のサイトで見るデザインと、アマゾンのサイトで見るデザインとは、まったく異なったものになります。

でも、例えばアマゾンや楽天市場のデータをアフィリエイトに利用しようと思うなら、自分のサイトのデザインの中に商品データを埋め込み、アフィリエイトリンクを付ける、という作業が必要になります。

アマゾンの商品データを一つだけ手作業で自分のホームページに埋め込むのなら、アマゾン・アソシエイトのサイトにログインして、一つずつデータを手に入れるほうがむしろ速いです。そこでWEBサービスを利用する理由はありません。

WEBサービスを使うのは、「自動化」のためです。

アフィリエイト用の商品リンクを使おうとすると、通常はアマゾンなり、楽天市場なりが用意するアフィリエイト用のサイトで、自分で検索をかけて商品一覧を取得し、そこから手作業で自分のホームページに商品データやアフィリエイトリンクを写す作業をしなければなりません。これは手間がかかること。

そして、常に新商品が出ていますから、一ヶ月もしたら、自分が作った商品リンクは古くなったり、場合によってはリンク切れが生じてしまいます。手作業で対応しようとすると、再び一からやり直し、ホームページの中の情報を手作業で書き直さなくてはなりません。

アフィリエイトでWEBサービスを利用する価値は、まさにこの手間を省くことです。

例えば、キーワードを指定してWEBサービスを呼び出せば、その時にアマゾンや楽天市場にある商品の中から該当するものをリアルタイムに選んで表示することが可能になります。

ホームページを作る手間は一度だけ。それもキーワードを指定するくらいで済んでしまいます。更新する必要もほとんどありません。アマゾンのデータベースが更新されるたびに、自動的に自分のホームページに表示される商品も更新されるのですから。

WEBサービスと呼ばれる仕組みは、アマゾンのショッピング・ページに表示されるデータや、アフィリエイト用サイトで表示されるデータと同じように、アマゾンがあらかじめ準備したデータを利用します。アマゾンが提供するWEBサービスならば、アマゾンが自社サイトで実際に商品情報を表示するのに使うのと、ほぼ同じ情報を利用します。これは Google であれ、楽天市場であれ、基本的に変わりません。

決定的に違うのは、WEBサービスの場合、裸のデータだけが送られてくる、ということです。厳密に言うと、多くの企業のWEBサービスは、国際的な規格である、xml というフォーマットでデータだけを返してきます。

アマゾンの本なら、書名、著者名、値段、出版社、評価、表紙写真の画像URLなど、数多くの情報を送ってきてくれます。ですから、アフィリエイトに使いたい情報は、ほとんどすべて手に入ると言って過言ではありません。

でも、ショッピングサイトや、アフィリエイト用のコーナーと違い、見やすいデザインで情報を提供してはくれないのです。裸のデータが文字情報として送られてくるだけです。

以下が、アマゾンが返してくるデータの一例の一部分です。

<ItemAttributes><Author>ロバート チェンバース</Author><Binding>単行本</Binding><Creator Role=”原著”>Robert Chambers</Creator><EAN>9784750313078</EAN><ISBN>4750313076</ISBN><Label>明石書店</Label><ListPrice><Amount>3990</Amount><CurrencyCode>JPY</CurrencyCode><FormattedPrice>¥ 3,990</FormattedPrice></ListPrice><Manufacturer>明石書店</Manufacturer><NumberOfPages>573</NumberOfPages><ProductGroup>Book</ProductGroup><PublicationDate>2000-06</PublicationDate><Publisher>明石書店</Publisher><Studio>明石書店</Studio><Title>参加型開発と国際協力―変わるのはわたしたち (明石ライブラリー)</Title></ItemAttributes>

整理されているけど、人の目にはわかりやすくはないですね。

そこで問題は二つ。一つ目は「どうやってWEBサービスを呼び出すのか」という点。そして二つ目は「どうやって送られてきたデータを利用するのか」という点です。

上の例だと、「Robert Chambers」という著者名で、書籍をカテゴリーとして指定してデータを取得しています。検索ボックスもないのに、どうやってアマゾンのプログラムにデータを渡すのか?

アマゾンのホームページに入れば、そこには商品カテゴリーが用意され、検索用の窓も用意されています。キーワードを入れて検索ボタンをクリックすれば、アマゾンのサーバー上のプログラムが、自動的に結果を返してくれます。

つまり、欲しい情報をしていする、検索窓のように誰にでもわかる仕組みがあらかじめ用意されています。

ところがWEBサービスを利用しようとする場合には、このような視覚的な仕組みはありません。自分でアマゾンが用意するプログラムへデータを渡す仕組みを作らないといけないのです。

また、データ送信がうまくいっても、送り返されてくるのはデータだけです。データは基本的に文字で書かれた情報だけですから、それを処理して利用する仕組みを作らなければなりません。

自分のホームページの中に、送られてきたデータを埋め込んで、アフィリエイト用のページに仕上げることを、自分の側でしなければならないのです。

上の例だと、の下にあるの部分に値段があるのはわかりますが、この部分だけを取り出し、自分のホームページの指定した場所に表示される仕組みが必要なのです。

復習しましょう。WEBサービスというのは、企業があらかじめ準備するデータを、外から呼び出して取得することができる仕組みのことです。

でもそのためには、データを送る仕組みと、送られてきたデータを利用する仕組みを、自分で用意しなければなりません。それが用意できる人たちだけが、ホームページの作成などで楽をできる仕組みが、WEBサービスなのです。

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