Adsense よさらば

■ Adsense よさらば ■

こんにちは。tanzan です。

前回の発行時に、まぐまぐから配信したメルマガの日付を誤ったまま送信してしまいました。失礼いたしました。

まず愛知県一宮市周辺でいちのみや大学というものを仕掛けています。ご近所にお住まいの方は、ぜひどうぞ。

アフィリエイトWEBサービス・ツールですが、「うまくいくかどうかわかりませんが、購入します」という方がおられたので、「うまくいくかどうか事前に確認してもらわないといけないな」と思い、お試し版を作りました。

電脳卸を使ったお試しとなっています。使用には電脳卸との提携が必要となります。

対応しているのはPHPが使えるサーバーで、PHPのバージョンは4でも動作する・・・はずです。

なお、表示する商品数が最大6まで、電脳卸以外のモジュールを入れても機能しないなどの、機能制限が設けてあります。

あくまでも、ご利用のサーバーの動作確認のためのものとお考えの上、ダウンロードしてください。

もちろん、「電脳卸の商品を一度に3つ程度表示できれば十分」という方は、お試しバージョンを使い続けていただいても、別にかまいませんが。このツールの本領発揮は、簡単にASPやショップを切り換えられる点ですので。

本業のほうで、ビデオ編集をする必要が生じ、DELLに注文して性能の良いデスクトップ型のコンピュータを一台入れました。

CPUはXEONというワークステーション向けのものを搭載しており、OSはWindows7の64ビット版を入れてあります。メモリーは8メガ。

値段は30万円弱ですから、最近のネットブックなどから比べたらとんでもなく高いですが、10年前にWindows95を積んだ東芝のノートを40万円台で購入した記憶がありますから、そのころから比べたら激安です。

そして、使ってみたら、はははやい!さすがワークステーションと銘打っているだけあって、速いです。起動は思ったほどではなかったのですが、アプリケーションの動作は速い!

ヘビーな仕事をしている人。やはり、道具には投資したほうが良いですよ。ストレスや無駄な時間がぐっと減ります。

Google Adsense から「アカウントを閉鎖する」という通知が来ました。メールの宛先が僕のアドレスではないところを見ると、同じメールを多くの人に同報で送ったと思われます。

理由は?どうも以下に該当したようです。

「オリジナルのコンテンツがほとんどないアフィリエイトプログラムを使用したテンプレートサイトには、Google 広告を掲載いただくことはできません。」

まったくコンテンツがないページには Adsense を表示していませんが、サイトレベルとなると、確かにアフィリエイトが主になるところはあります。そこが規約違反と判断されたのでしょう。

まあ仕方ありません。今まで Adsense を収益源として組み立ててきたコンテンツのみのサイトもありますから、収益モデルを変える必要があり、少々苦しい面もありますが、 Adsense がなくなったら会社の経営が傾くほどのインパクトはすでにありません。

僕の場合、アフィリエイトの売り上げは、Adsense の20倍くらいありますから、アフィリエイトを捨てて Adsense に媚を売る、という選択肢はありえません。

一部のサイトでは、効率の悪い Adsense を含んだ広告収益から、実際の商品販売へのシフトも考えていたところなので、今回の通告は良い後押しになりました。これからコンテンツと商品開発に力を入れようと思います。

僕の会社が「広告会社」から「コンテンツを売る会社」へと変身して行く過程のことだと、むしろ肯定的にとらえようと思っています。基本的に楽観主義者ですから。

Adsense との縁が切れることになって、むしろ少々ほっとした面もあるくらいです。 Adsense は注文がうるさかったですから。

最初に Adsense からのペナルティを受けたのは、もう5年以上前になりますが、とあるサイトに表示していた Adsense 広告が急に表示されなくなりました。違反の指摘も通知も、何もありませんでした。こちらから問い合わせたら、「そのサイトへの広告配信は停止しました」とだけ。理由はなし。

その後も何度か「規約違反があります」と連絡を受けたことがありますが、「このサイトが問題」とは教えてくれません。僕のところはサイト数が多いですから、もう大変。とりあえず怪しそうなところを洗い出して、そうしたところの Adsense 広告を全部落としました。

まあ、面倒だったこと。

普通のアフィリエイト広告なら「広告で何が悪い!」と胸を張って表示できますが、 Adsense は広告のくせに、広告用じゃないページを作らないといけませんから。

ではなぜ、今 Google は Adsense の審査を厳しくしたのでしょうか。たぶん日本の Google の収益の伸び悩みがあるのではないかと思います。

最近、何度か Google Adwords の方から「5千円分無料で広告が出せます」というお誘いを受けました。Adwords というのは Adsense の裏側、広告主の方へのサービスです。

つまり、Google は広告主を増やすキャンペーンをしていたということ。

一方、Adsense 広告の掲載サイトの審査を厳しくして、掲載サイトを減らすということは、多分、コンバージョンレートを上げようということ。

質の低いサイトからの訪問者は、広告主のサイトでのサービス利用や商品購入に至る率、つまりコンバージョンレートが低いと予想されます。

そうなると、広告主にとっては広告費ばかり膨らむけど、利益には繋がらない、ということになります。

昨年来の不況ですから、企業は広告費を落としています。消費者も財布のひもを固くしています。WEBの閲覧はタダみたいなものですからトラフィックは減らないかもしれませんが、コンバージョンレートは下がっている可能性があります。

広告主のサイトでのコンバージョンレートが上がって、広告主が利益を出さないと、効果が低いと判断されて Adsense への出稿も減らされてしまう可能性があります。

Yahoo! の広告は、オーバチュアが Yahoo!ジャパンに吸収されましたが、限られた大手サイトにしか広告が掲載されません。ということは、掲載されるサイト数は Adsense と比較して限られるかもしれないけれど、サイトのコンテンツと広告の内容とのマッチングはコントロールしやすくなります。

Adsense は一般人のサイトに広告を貼る、という画期的なビジネスモデルを作りだしましたが、掲載サイトの数が増えれば、質の低いサイトも増えてコンバージョンレートは下がります。

さらに悪質な例があれば、あの手この手の自己クリックで収益を出そうとする人も現れるでしょう。確信犯とは、取り締まってもまた別の手口が現れる、というイタチごっこを繰り返さなくてはなりません。

つまり、Adsense は品質管理にコストが嵩みます。

Yahoo!の広告モデルは、限られたコントロールがしやすいサイトで、品質を確保し、管理コストを下げる。

Googleの広告モデルは、掲載サイトをぐっと増やす代わりにコントロールが利かず、品質の確保が難しくて、管理コストを上げる。

僕のサイトで実際に Adsene の収益源になっているのはコンテンツばかりのサイトで、アフィリエイト主体のサイトからの収益はほとんどありません。

つまり、実際のところは、Adsense が僕のアカウントを閉鎖しても、得するところはほとんどないはずです。

でも、僕のアカウントの Adsense への貢献度は、もちろん Adsense 全体から見れば取るに足らないものです。つまりは、管理コストを下げるために、十把一絡げにして切ってしまってよいアカウント、ということになります。

卵を生産する養鶏場では、1羽1羽を管理しているわけではありません。数百羽のニワトリが入っているあるケージの生産性が落ちると、その中に含まれる生産性が落ちていないニワトリまでも一緒に処分してしまいます。1羽ずつ管理する手間のほうが高くつくからです。

Adsense もこれと同じでしょうね。一つ一つのアカウントの内容を精査するには人手が必要で、コストがかかり過ぎますから、収益貢献度が低く、規約すれすれのサイトは一つのケージに入ったニワトリと同じような扱いを受けたのだと思います。

閉鎖を告げられたアカウントの持主は理不尽と感じるかもしれませんけど、ケージのニワトリも同じことを感じていることでしょう。

Adsense もビジネスなら、考え方が養鶏場と同じでも当然です。サイトのオーナーもビジネスの合理性で割り切って付き合うしかありません。

アフィリエイターの弱みは、何と言っても自分のサイトを持っていないことです。集客力の高いコンテンツを持ってアフィリエイトをやったり、Adsense を使ったりしている人であれば、多分別の商品を直接売ってもある程度は売れます。

僕のアフィリエイトWEBサービス・ツールは、基本的なセットが五千円です。メルマガで更新情報は紹介していますが、それ以外には宣伝は打っていません。情報商材サイトにも登録していません。

それでも月に1本、2本は売れます。そうすると、収入は五千円、1万円になります。Adsense なら同じ額を稼ぐために、いったい何クリックしてもらわないといけないか。

楽天市場のアフィリエイトは報酬が1%です。これを例に考えると、1万円を稼ぐためには、100万円分の商品を売らなくてはなりません。5千円の商品なら、200個売らないといけないわけですが、そのためには、一般的なコンバージョンレートは1%くらいですから、多分、サイトの訪問者が2万人くらい必要になります。

でももし、自分の5千円の商品を売るのであれば、2個売れば済みます。そのために必要な訪問者は200人です。

すべての人が適切な商品を作りだしたり、見つけてきたりできるわけではないでしょう。しかし、アフィリエイトや Adsense を考慮すると同時に、「自分に作れる商品」「自分に見つけられる商品」を考えると、意外とそのほうが利益につながると思います。

ネットで簡単に作ることができる商品もあります。たとえばTシャツ屋で販売しているTシャツは、WEB上にあるサービスに自分で作ったデザインを登録しているだけです。報酬は設定にもよりますが、Tシャツ1枚売れて500円ほど。僕のところでは、今までに通算で10万円程度の収入にはなっています。

もうひとつ紹介すると、写真アーカイブ。自分で撮影した写真や描いたイラストを登録しておくところです。こちらの収入は1件250円から3千円程度。僕の今までの利益は1万円ほどです。

あまり書くと、アフィリエイトのメルマガでなくて、プチビジネスのメルマガになってしまいそうですが、特に集客力の強いサイトを持っている場合には、そのサイトを最大限に生かせるプチビジネスを考えるほうが有利だと思います。