基本を見直そう

■ 基本を見直そう ■

こんにちは。tanzan です。

アフリカから帰国して当面滞在する実家に転がり込みましたが、長男を幼稚園に行かせたり、冬物の衣料を買い込んだり、部屋の整理をしたりなどなど、ぜんぜん落ち着きません。ついに前回発行してから1週間以上の間が空いてしまいました。

ブロードバンド接続の環境にもなく、NTTに申し込みましたが、なんでも我が家の周辺だけが、道路占有の許可を取るところからはじめないといけないのだそうで、通信手段が整うまでにはまだしばらく時間がかかる模様。ホームページの更新も必要最小限にとどめ、新たな商品の追加などがまったくできない状況が続いています。

売り上げは・・・やはり少し減少傾向かなあ。おかげさまで bidders は1月に入っても百万円以上の売り上げを出すことはできましたが。でも1千万という目標達成はちょっと先になりそうです。

一方同じく更新がまったくできないでいる女房のほうはだんだん売り上げが上がってきています。うーむ。彼女は楽天市場中心ですが、売り上げが多い日にはかなり僕の楽天市場からの売り上げに迫ってきています。

僕のほうはモール関係は少し楽天市場とbiddersと分散させようと思って楽天市場の比重を下げているせいもありますが。

今回はどんな商品をどう売るか、という話を少し離れ、「基本のき」に戻りたいと思います。

最近掲示板やメールなどでアフィリエイト初心者の方から相談を受けることも多いのですが、「基本のき」を守っていない例が多々見受けられます。少なくとも市販されているアフィリエイト本をいくつか読み、商品リンクや最低限のSEOについての知識は仕入れておくべきでしょう。

まずよく書く数式を確認してください。

1)報酬額

2)潜在的購入者

3)自分のサイトに来る人の率

4)クリックする人の率

5)購入する人の率

1)と2)はアフィリエイターが自分では決められません。アフィリエイターが努力するのは3)以降になりますが、このどれかがゼロなら成果はゼロです。掛け算ですから。

そして3)で来る人を増やす、その方法は単にSEOを施せばよい、ということではありません。コンテンツをきちんとして、テーマ性を強めれば、ごちゃごちゃのコンテンツで小手先のSEOを施すよりも、よほど有効なのです。

そしてこれは4)5)にもつながります。テーマ性が強いサイトに来るのは、特定の商品や商品情報を求めている人に絞られますから、「関心が高い人を集めることができる」わけです。

よく相談を受けて拝見するサイトの多くは、この3)が限りなくゼロに近いのです。

今回は、典型的なダメサイト、ダメページの特長をご紹介したいと思います。

■ ありとあらゆる商品カテゴリーへのリンクがある

これがもちろん大手の価格比較サイトのように、独自の切り口(商品の比較)がある、さらには「商品へのリンクがある」のなら良いのですが。

初心者が作っている多くのサイトでは

サプリメントはこちら
ダイエット用品はこちら
本はこちら
ワインはこちら
カー用品はこちら
バレンタイン・チョコはこちら
・・・

のような感じで、いろいろな商店や楽天市場の各カテゴリーページなどへのリンクが作られています。ひどいサイトになると、それしかコンテンツがありません。

当人は「便利なリンク集」を作っておられるつもりのようですが、それ以前にいったい誰がこのサイトを見に来るでしょうか?

何でもあるように思い込んでいるのでしょうけど、実はこうしたサイトには何もありません。どのカテゴリーをとっても、もっと良いショップのサイトやアフィリエイトのサイトは数多くあります。

「訪問者に便利なように」「どんな訪問者が来ても対応できるように」

と考えているようですが、こんなサイトにはそもそもほとんど訪問者はありません。何を買うか決めていない人は、それこそ楽天市場とか、大手の最初から何でもあるサイトを目指せばよいのですから。

このようなサイトは「何でもあるサイト」ではなく、実際には「切り口が何もないサイト」であって、誰にも、何の価値もありません。

まず訪問者をゲットすることがアフィリエイトの第一歩。そのためには、検索エンジン対策をメインにするにしろ、口コミを頼りにするにしろ、何らかの切り口、特徴があるサイトでなければなりません。

中途半端な「何でもあり」は実は「何もなし」なのです。

各カテゴリーの商品まで自分のサイトで紹介している、つまりは、楽天市場を丸ごと自分のサイトに再現するくらいのつもりであれば話は別ですけど。

■ ひとつのページに関連性の薄い商品が並んでいる

何かしっかりとしたコンテンツがあり、そのコンテンツの流れに沿って商品が紹介されているのなら別ですが、商品紹介ページであるにもかかわらず、あまり関連性のない商品が並んでいるページがあります。

売れ筋だと思ってひとつのページに詰め込んでいるのでしょうか。

ではこのページのキーワードは何でしょうか?

「今週の売れ筋商品!」

うーん。今週の売れ筋商品を追いかけて買っている消費者がいったいどれくら
いいるでしょうか。

「私のお勧め商品!」

誰があなたの嗜好に興味があるでしょうか?

普通、人が商品の購入を考える場合、まず自分が欲しい商品の候補をいくつか考えますよね?

売れ筋のコンピュータを買う人は、「売れ筋商品は何かなあ?」と、サプリメントや他の商品とコンピュータを比較して購入を決めるのではなく、「よしコンピュータを買おう!」と考えてから「どの機種にしようかな?」「どの機種が売れているのかな?」と進みます。

ですから、商品ページのテーマはノートパソコンとか、ダイエット・サプリメントとか、ある程度共通する、消費者が探し、比べるものを設定しないといけません。

売れ筋商品だけ各カテゴリーから拾い集めても無駄。そうしたことが有効なのは、楽天市場とか、アマゾンとか、何もしなくてもトップページから訪問する人が相当いるサイトに限られます。

アフィリエイターが持っている弱小サイトでは、多くの訪問者はトップページではなく、商品情報などが書いてあるページに直接検索エンジンから入ります。ですから、1ページに1商品を紹介するか、あるいは関連性の高い、共通のキーワードでくくれる商品を並べないと、検索をかけている人にまったくアピールできないページになってしまいます。

■ 商品ページにポイントメールや金融関係のバナーがいっぱい並んでいる

「もしかしたら誰かクリックしてくれるかも」

と狙ってやたらとバナーを貼り付けてあるサイトが数多くあります。

たとえばバレンタインのチョコを売っているページなのに、消費者ローン各社のバナーが並んでいたり、お小遣いを稼げるオプトイン・メールの広告が並んでいたり。

きっぱりやめましょう。僕はこのようなサイトからリンクを申し込まれたら「リンクする条件はこのような広告をすべて落とすこと」と返信しています。

「でも、時々クリックしたりする人がいますよ?」

なんて言っている人も多いですが、では、そんな余分な広告があるがゆえに失っている訪問者、あるいは訪問したのに肝心の買い物をせずに即ページを閉じてしまっている人はどれくらいいるでしょうか?

僕は逸失利益の方が大きいだろうと考えています。

まず余計な広告を掲載することによって、検索エンジン上での肝心のキーワードに基づいた評価が下がります。つまりは訪問者が減ります。

Google の評価はリンクの影響が大きいですが、あるページからのリンク数が多ければ多いほど、そのリンクが評価に及ぼす影響は小さくなります。つまり、同じサイトにあるページの評価も、余計な広告リンクが作ってあるがゆえに下がる可能性が高いのです。

さらにせっかく来てくれた訪問者にも余分な広告が目に付いて肝心の商品情報にぱっと目が行かない場合や、広告が多いために怪しいサイトと思われるリスクも高くなり、クリックされる率も減ってしまいます。

バレンタインのチョコを探している人が訪れたとして「おや、こんなところにローンの宣伝がある。ちょうどお金を借りたいと思っていたんだ!」なんてことがそんなにあるでしょうか?

僕は実際に一度試しに複数の商品ページに、ローンのバナーをつけてみました。結果はクリック率は0.01%くらい。もちろん成果はほとんどありませんでした。

え?サンプル数を示せって?1日万単位のアクセスがあるサイトで数ヶ月続けた、と言えば十分だと思います。

要するにそのページのメイン商品に関連しない広告は全部落とす、ということです。

■ 商品情報がほとんどないサイト

「サイトを作ったのですが売り上げが出ません。見てください。」と言われて見てみると多いのがこのパターン。テーマ設定などの方向性はよくても、できたてのサイトでまだ商品情報が少ないですから、訪問者も少なく、したがって利益も少ない、ということになります。

ページ数が少ないと、Google などのページランクもなかなか高くはなりませんし。

基本的にはページ数、つまり商品情報が多ければ多いほど訪問者は多くなります。常識で考えて、商品紹介ページが5つしかないサイトと、100あるサイトでどちらが合計の訪問者の数が多くなるかは自明のことです。

1日100人訪問するページ5つより、1日20人しか訪問しない100ページのほうが強力なのは当たり前のこと。

100ページある、ということは、100のキーワードがある、ということですから、5ページしかないサイトに比べて、他の条件が等しければ、20倍の訪問者があることになります。したがって、20倍の利益が出ることになります。

「そんな単純なの?」

と思われるかもしれませんが、結構単純なのです。ページ数、商品数が少ないうちはばらつきが大きいのでそのような傾向がわかりにくいだけです。

ですから、たとえば5ページしかないサイトで月の平均利益が千円であるならば、商品情報を100ページまで増やすことによって、単純計算では利益は2万円まで上がる、と予測できます。1000ページなら20万円!10000ページなら200万円!

実際にはページ数が少ないうちは「これは儲かるんじゃないか」と考える商品を多くの情報を加えて紹介しているのが、ページ数を増やすにしたがって売れ筋じゃないものまで掲載して、さらに1商品に関する情報量は減る傾向になりますから、ページ数を増やすにしたがって直線的に利益も増える、というわけには行きませんが。