ASP以外のアフィリエ

■ ASP以外のアフィリエイト ■

こんにちは。tanzan です。

忙しいですねえ。前回紹介した YAHOO SHOPPING の検索結果へのリンクも作れないまま。アフィリエイトは開店休業状態…ではないですね。しばらく更新しなくても、それなりに売れるのがアフィリエイトの良いところ。普通の商売ならこうは行きません。こうは行かない仕事があるので忙しいのですが。

8月2日からは青森でねぶた祭りを見てきました。すごいですねえ。今まで見た祭りの中では最高でした。子どもたちも「また行きたい」と言っています。

宿を取るのに苦労したのですが、行ってみたら、直前に団体のキャンセルがあった、ということで、部屋が空いていました。「直前予約」をうたっている予約サイトもあるのですが、こうした時に力を発揮するのでしょうね。

でも中部国際空港から青森空港へ行く飛行機は満席だったので、宿だけ押さえても駄目でしたが。

■ 個別のアフィリエイト

さて、アフィリエイトと言うと、ValueCommerce LinkShare TrafficGate A8.net などなど、いわゆるASP(Affiliate Service Provider)を通して企業と提携するのが一般的です。

それ以外に個別の企業でアフィリエイト・プログラムを提供している例として、有名なアマゾン、楽天、ビッダーズ、ライブドアデパート、BK1、などなど、オンラインショップやモールなどがあります。

こうしたところはよく知られており、ホームページさえ持っていれば、ほとんど誰でも提携できます。そして多分、ほとんどのアフィリエイターの人たちは、ASPを通さない個別の企業としては、こうした有名なショップやモールと提携しているだけだろうと思います。

ところが実際には、世の中にはあまり有名でない企業でも、アフィリエイト・プログラムを独自に実施しているところが数多くあります。

そうしたところの多くは、アフィリエイト・プログラムを実施していることを公開しておらず、特定のサイトとのみ提携していたりします。

中には、クッキーなど、訪問者が来るルートを調べる仕組みを持たない会社もあるくらいで、僕が提携している一社は、どのサイトから来たかを利用者が自己申告する仕組みで、自己申告された場合にのみ報酬が付きます。

まあ、なんとものんびりした、という気もしないではありませんが、そういうものだと思って条件を了承してやっていれば、特に気にはなりません。

さて、そうした個別の企業何社と僕は提携しているのかと数えてみると…よくわかりませんねえ。中には成果がまったく出ずに報酬がほとんどゼロのところもありますし、アフィリエイトをやめてしまったところもありますしね。時々報酬が出ているところが5社くらいでしょうか。

それでも中には成約1件1万円、という商品もありますから、バカにはできません。

■ コンテンツは?

「そういう企業とはどうやって提携するの?」

実は二通りあって、先方から「提携したい」と申し出があったものと、相互リンクの依頼など、何らかのコンタクトがあったときに「アフィリエイトを導入しませんか?」とこちらから持ちかけたものとがあります。

でもいずれにも共通するのは、コンタクトはまず先方からあった点。それはどういうことかと言うと、僕の持っている特定のコンテンツのホームページに対して提携依頼や、リンクの依頼が来たわけです。

つまり差別化できるコンテンツを持っていて、企業の方が「ここに広告を出したい」と思えるようなサイトがあれば、先方から話がやってくるのです。

「アフィリエイトの情報サイトを持ってるけど、うちにも依頼が来たよ!」

それは良かったですね…と言いたいところですが、ひょっとしてアフィリエイト関連・起業関連の教材かセミナーの提携依頼じゃなかったですか?いわゆる情報商材、というやつですね。

こうしたものは確かに報酬単価は高いですが、内容の独自性は次第に薄れますし、次から次へとお金の取れる情報を生み出すのはなかなか困難ですから、多くは長続きしないだろうと僕はにらんでいます。

アフィリエイトのマニュアルなら、実はこちらで紹介している本一冊あれば、当面の用は足りるのですが。

要は最低限の注意点さえ押さえれば、あとはアフィリエイト・サイトだからと言って特別なことは何もない、ということですね。

おっと話がそれた。

そう、ひとつひとつの情報商材は、いつかは、それも多分さほど遠くない将来に消えるものです。あなたのところに提携依頼が来るのは、売るほうもそれを知っていて、一挙にたくさん売ってしまおうと思うからでしょう。

一時の小遣い稼ぎを狙ってそうした商材を扱うのも、もちろん悪いことではありませんし、現に僕自身もそうした商材の売上げで、多分10万円くらいは儲けさせて頂いたと思います。

でも、それがアフィリエイトの柱になるとは思っていません。柱になるのは、ニーズが継続して存在し、商品が消えないものです。地味ではありますが、そうした商材を多く紹介できれば、サイトの運営は安定してきます。

そしてそうした商材を扱っている企業からコンタクトがある、ということは、自分のサイトがそれなりに認められていて、申込みがあること自体がその分野での評価の指標になっているのです。

「初心者には無理だわ」

もちろん無理かもしれません。でも僕はコンピュータの専門家やWEBの専門家ではなく、初心者から始めました。企業から広告依頼が来るようになるまでには何年かかかったと思います。

でも幸いだったのは、アフィリエイトが盛んではなかった頃からサイトを作り始めたので、商品を意識しないコンテンツ重視のサイトがいくつかあることかもしれません。

一攫千金を狙ったサイトを作るもよし。僕自身アフィリエイト収入だけを狙ったサイトも作っています。でもこうしたサイトは差別化が難しく、競争が激しいのが常です。

長期的には、地味な企業が提携依頼をしてくるような「コンテンツ重視の堅いサイト」を作り上げていく人が生き残るように思います。

■ キャピタルゲインよりインカムゲイン

アフィリエイト関連のメルマガやブログの中では、僕が多分一番難しい言葉や概念を振り回しているのかもしれませんが、実は当たり前のことしか言っていません。

「金持ち父さん貧乏父さん」

というシリーズの本をご存知の方も多いと思います。この著者、ロバート・キヨサキという人が強調していることのひとつが「キャッシュフローの確保」なのです。

人が豊かになるためには「多くを所有する」のではなく、「着実に入ってくるフローを確保する」ことだと喝破しています。

つまり一時に100万稼げるものに宝くじを買うようなつもりで投資するよりも、毎月5万円ずつでも着実に入ってくる流れを確保する方が賢い、ということです。

こうした着実な収入を確保してくれるものを「資産」と呼びます。地味でも着実に成果があがるサイトを持っているならば、それは資産です。

一方、利益率が高いからと流行商品や怪しげな商材を並べているサイトは、寿命が短いか、頻繁に更新したりして手間をかけないと利益が上がりません。

生活を考えるアフィリエイターに必要なのは、一攫千金ではなく、将来にわたっても安定した収入をもたらしてくれる資産のようなサイトです。ひとつずつはさほど多額の収入を生まなくても、資産を増やすような方向でこつこつやっていけば、大きな力になります。

月5万円を稼ぐ地味なサイトを年に1個作るとしましょう。

2年目からは月収は10万円。4年目からは20万円。では10年目からは?


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