アクセス解析の決定版グーグル・アナリティクスの使い方解説 SEO、SEMはアクセス解析から
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直帰率


Google Analytics には直帰率という用語が出てきます。直帰率は、訪問者がサイトでどのように振舞うかを示す重要な指標です。

訪問者が、1ページだけを見てそのままサイトから出て行ってしまう場合を「直帰」と呼びます。直接帰っていってしまう、という意味ですね。

直帰率は全訪問者の内、直帰した人のパーセンテージを示しています。単純に言うと、100人がサイトを訪問し、その内の5人が1ページ目を見ただけで去っていったとしたら、5割る100で、直帰率は5%ということになります。

直帰率が高いと

直帰率が高いというのは、訪問者が入ってきたページ(ランディングページと言います)からどこへも行かずに去ることが多い、ということです。つまり、あなたのサイトに留まる気にならなかったということですから、一般的には、ランディングページの評価が低い、と言えます。

あなたのサイトに魅力を感じれば、他のコンテンツを見たり、あるいはあなたが勧めるリンクをたどったりする人が多いはずですから。

直帰率が高い場合は、成果(コンバージョン)に繋がる率が低いということですから、サイトの中身、特に直帰率が高いページの中身を見直す必要があることを示しています。

ただし、ランディングページに相当のコンテンツ量があって、完結性が高く、必ずしも他のページへと移る必要がない場合には、直帰率の高さが内容の薄さを表すことにはなりません。その場合には、ページ閲覧時間を参照します。ページ閲覧時間が長ければ、コンテンツが読まれている可能性が高く、ページ閲覧時間が短ければ、訪問者がすぐにサイトから離脱していることを意味します。

直帰率が低いと

直帰率が低い場合は、訪問者があなたのサイトの他のページも見ていることを示しています。一人の訪問者が平均で何ページ見たかを示す平均ページビューは上がり、平均サイト滞在時間は上がる傾向になります。

直帰率が低いことは、一般的にはサイトのコンテンツが訪問者にとって魅力的で、見るべきものがあると評価されていることを示しています。

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