Google Analytics の成果とコンバージョン
Google Analytics ではあらかじめ指定する成果と、達成率であるコンバージョンを測定できます。
コンバージョンの機能を利用するためには、あらかじめコンバージョンの設定を行う必要があります。コンバージョンの設定が行われていないプロファイルの場合、プロファイルのレポートを表示した時に、左側メニューのコンバージョンのところのサブメニューが非アクティブとなり、クリックできません。
Google Analytics の成果
Google Analytics で呼ばれる成果は、サイトへの訪問者によって、あらかじめ目標として設定するアクションが行われることを指します。
具体的には、訪問者が特定のページを読む、ユーザー登録する、ファイルをダウンロードする、商品を購入する、資料請求をする、問合せフォームに記入する、などです。
こうしたアクションを測定するためには、目的とするページの表示、商品購入ページの表示、ユーザー登録の完了ページ、ダウンロードのトラッキングやクリックの記録、Thank You ページ(「ご利用ありがとうございました」などと表示するページ)の表示などに、トラッキングコードを埋め込みます。
目的とするアクションに設定したページが表示された場合に、成果が達成されたと考えます。ちなみにファイルのダウンロードやリンクのクリックなどを目標にする場合には、JavaScript コードをクリックに連携させて、架空のページが表示されたこととして Google Analytics に記録します。
Google Analytics の成果の限界
無論、資料請求をした訪問者が、最終的なサービスの申込みをするかどうかはわかりません。ネットショップならばビジネスの目的そのものがネット上の購入手続きで完結しますが、リアルなビジネスへの誘導の場合は、ネット上だけでは完結しないのが普通です。
ネット上だけで完結しない場合には、成果はあくまでもビジネスの経過を示すものとなります。
Google Analytics のコンバージョン
Google Analytics で言うコンバージョンは、訪問者の中で目標とするアクションまで到達した人、つまり成果までたどり着いた人の割合のことです。成果を達成したセッションの数、と言い換えても良いかと思います。
訪問者が100人(100セッション)の内で、商品購入に至った人が5人(5セッション)あれば、コンバージョンは5%となります。