Google Analytics のセッション
Google Analytics では統計の中にセッションという言葉が頻繁に出てきます。セッションは、ある特定の訪問者が、Google Analytics でトレースしているサイトに入って来て、出て行くまでを指します。
独立した二人の訪問者が訪れたならば、セッション数は2となります。
同じ訪問者がいったんサイトから出て行って、再度訪問した場合にもセッション数は2と勘定されます。
新規セッション率
初めてサイトを訪問する人は、新規ユーザー(New Visitor)と呼ばれ、全訪問者の中で初めて訪問する人の割合を、新規セッション率、と呼びます。新規ユーザーによるセッションが新規セッションで、全セッションの割合に占める率、という意味です。
新規ユーザーに対し、2度以上サイトを訪問している人のことをリピーター(Returning Visitor)と呼びます。
新規セッション率が低いほど、リピーターが多い、つまりはサイトの評価が高くて多くの人が再び戻ってきていると判断できます。
ただし、Google Analytics のトラッキングコードを貼り付けたばかりだと、すべての訪問者が新規ユーザーにカウントされますから、ある程度の期間運用を続けた後でしか意味のあるデータにはなりません。
ページビュー
ページビューは訪問者が一回のセッション(訪問)で、サイト内で何ページを見たかを表しています。プロファイル全体(つまり複数のセッションの合計)で、ページビューを測る場合もあります。
Google Analytics のレポート内で「ページビュー」と書いてある場合には、何のページビューかに注意する必要があります。
平均ページビュー
一つのセッションの間に訪問者が見たページの数を平均したものが、平均ページビューです。平均ページビューが多いほど、訪問者があちらこちらのページを見ていることを意味し、一般的にサイト全体に興味を持たれていると判断することができます。
平均サイト滞在時間
一つのセッションの間に訪問者がサイトを見ていた(あるいはサイトを出て行くまでの)時間を平均したものを、平均サイト滞在時間と呼びます。ただしサイトの中に Google Analytics のトラッキングコードのないページがあると、そこで追跡ができなくなりますから、サイトを出て行ったと解釈される可能性があります。
訪問者の滞在時間が長いほど、興味深いコンテンツが充実していると考えることができます。